218言語目【日本語】

 

ご訪問いただきましてありがとうございます。

4年かけてお届けしました「世界の国の言葉」。
いよいよ今回が最後となりました。

218言語目は「日本語」。
皆さまご存じ、日本の「国語」です。

そして驚くことに、パラオ共和国のアンガウル州では「公用語」とされています。
これは、歴史上の過去、日本がパラオを統治していたことが理由です。
しかし、これは法律上のものであり、現地で日本語を使って生活している人はもういないようです。

 

 

 

 

 


日本語は「孤立した言語」と言われており、どの言葉とも似ていません。

ヨーロッパでは、隣の国同士の言葉が似ている(語族が同じ)という言葉が沢山ありましたが、日本語はそうではありません。

お隣韓国の韓国語とは、文法は似ているけれど文字が異なる。
中国語とは、一部同じ文字を使用しているけれど、発音と文法が異なる。

 



日本と近い台湾やフィリピンの言葉とも異なります。

そして、他の言葉にない特徴は、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3つの文字を組み合わせて表現するということ。

これは、世界中のどの言葉にもない特徴だと思います。

同じ言葉を「ラテン語」と「キリル語」2種類で書くことができる
など、複数の文字を使用している言葉はありました。
しかし、この場合「ラテン文字」であればすべてがラテン文字、「キリル文字」であればすべてがキリル文字。
2つの言語を混ぜて書くということはありません。

かつては、韓国でも、ハングルと漢字が使われていました。
しかし、今はほぼハングル文字のみです。

 



「ひらがな」のみで日本語を書くことができるけれど、より伝わりやすいするために「漢字」に変換する。
漢字は中国から伝来したものですが、同じ発音の言葉に対して漢字でその違いを表現する。
これって、すごい高度な知識ですよね。

私達日本人はもちろん、日本語を流ちょうに使うことのできる外国の方って、とってもすごいのだと思います。

そして、文法は、主語-述語-動詞はSOV型。
英語や、多くのヨーロッパの言葉とは異なります。

しかし、多少文法の順番が異なっても杖時てしまうのが日本語の特徴でもあります。
例えば、

「今日、私は桜を見ました」

「今日、桜見たよ、私」
「桜、今日私見た」
「桜今日見たよ、私」
と言っても通じてしまうのです。

英語の場合
I saw cherry blossom.

Chreey blossom saw I.
I chreey blossom saw.
と言っても通じません。

 



改めて考えるとすごい高度な言葉である日本語。
しかし、この独特の定義が、英語含む他の言語を勉強する時のハードルにもなっています。

私は、それを乗り換えマルチリンガルになりたいという夢があります。
子供の頃からの夢です。

言葉への興味がきっかけでこの「世界の国の言葉」シリーズも始まりました。

恐らく、一度乗り越えると、次から次へと言葉が習得できるのではないかな?と思っています。

皆さまはどう思いますか?


4年にわたってお送りしました「世界の国の言葉」シリーズ、これで一旦終了いたします。
今後、ご紹介しきれなかった言葉について知った時、単発的にご紹介するかも知れません。

これからも「手紙と言葉の素晴らしさ」を体感いただけるようにブログ記事を更新していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


【日本語】
使用される国・地域:日本
言語系統: 孤立した言語
文字:ひらがな、カタカナ、漢字

 

 

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写真提供元

フリー画像素材Pixabay

 

 

 

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