本記載は主に本人の備忘のため思いつくままを書いた日記であり、その正確性(十分調査したか否か)や妥当性については保証の限りで無く、何か大きな勘違いもあるかも知れず、自信もありませんので、その旨ご了承ください。
今日のニュースで吉本興業が日本初のエージェント契約導入、とありました。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/08/08/kiji/20190808s00041000285000c.html
この記事によると、日本では専属マネジメント契約が一般的だけど、吉本興業は日本初のエージェント契約を導入するとのこと。
専属マネジメント契約は労働契約と判定される判例と「雇用,準委任又は請負などと類似する側面を有するものの,そのいずれとも異なる非典型契約の一種」と判定される判例がある模様です。
http://www.shinginza.com/db/01872.html
専属マネジメント契約はテレビ局等からお金を受け取るのは芸能事務所になる商流だけど、労働契約(雇用者が芸能事務所)となる場合と、非典型契約(芸能事務所がテレビ局等の下請けになる、あるいは芸能人の代理人になる)となる場合があるようで、どちらになるかはケース・バイ・ケースとなるようです。
一方、専属エージェント契約は不動産売買の仲介業者の専属専任媒介契約と似たようなものと考えて良さそうです。
契約を典型契約にするか非典型契約にするか、非典型契約にするとしてどういう条項を盛り込んでいくか、という部分ですが吉本興業はこれまでずっとやってきた専属マネジメント契約を選択し、当たり障りのないような無難な内容を共同確認することで取りあえずいくようです。
非典型契約にしてしまうと契約書では縛れない実態の部分で裁判所に色んな契約に判定されてしまうのでリスクヘッジのためのコントロールが難しいし、ケース・バイ・ケースで芸能事務所が発注者であるテレビ局等の下請けと判定、あるいは芸能事務所が芸能人の代理人と判定されたりすることになる状況は変わらない、ということになりそうです。
締結前と締結後で何か変わるわけでは無い契約というのは値打ちがあるのか?難しい舵取りは今後も続くことは変わりなさそうです。