ワタクシは大阪人ですがウドンは殆ど食べません。麺類は蕎麦が好きです。大阪で一番最初に出来た駅そばは阪急宝塚線の十三(じゅうそう)駅にある「阪急そば」だそうで、大阪一売れるのだそうですが、一番の売れ筋メニューは「たぬき」だそうです。

「たぬき」は関東圏でいうところのキツネそばです。天かすは大阪では「具」と認識しないのでアゲの入ったウドンを「キツネ」と呼び、アゲの入った蕎麦を「たぬき」と呼びます。そのため大阪人が関東の蕎麦屋に行って「たぬき頂戴」と言うと、店の人に「蕎麦ですかウドンですか?」と尋ねられ、「たぬきは蕎麦に決まってるやろ」と返事をして、タダの「かけそば」(天かすしか入っていない蕎麦)が出てきて驚く、という現象が起きます。

しかし、阪急そばの「たぬき」は柔らかい食感が好きな大阪人向けに、太くて小麦粉比率の高い仕様となっていて「蕎麦風味細うどん」みたいな代物となっています。大阪人が許容する硬い麺類は一風堂を始めとする博多とんこつラーメンの細麺やコシのある讃岐うどんが限界事例であって、名古屋の味噌煮込みウドンや、関東の二郎系ラーメン、家系ラーメンなどは嫌われているようです。(少なくともワタクシは大阪で見たことはありません)
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こういう「蕎麦風味細うどん」みたいな代物は大阪独自の現象と思っていたのですが、先般出張で石川に行って違うことが判りました。金沢近辺では「加賀白山そば」という駅そばのチェーン店があるのですが、ここで「かき揚げ蕎麦」を頼んだところ、大阪で良く見る太いメンが出て参りました。食べてみると大阪風に「だし」が聞いていて非常に美味しかったです。
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でも一杯470円は高いなーと思いました。