私の母

 

癌が分かった時

母は

オロオロしていました。

泣かれました。

当時、体調が優れなかった私は、そんな母に

大丈夫な態度を見せるエネルギーがありませんでした。

日々、暮らすことで精いっぱい

周囲の人に気を配る程のエネルギーが余っていませんでした

 

説明するにもパワーがいります

「大丈夫だよ」と発する事が

これほどエネルギーを消耗するとは

 

知りませんでした

 

説明が

耳に入っていかない様子

 

ただただ不安を抱く、母。

 

病気になって

こんな大人になっても

母は私の母親で、

すごく、思ってくれていることを

改めて実感しています

 

これからの色々なこと
ある程度、決まってから伝えようと思っています。
選択肢がたくさんある訳ではありません。

 

あの頃

体調がどん底に悪かったころ

姉に言われたことが心に残っています

 

 

 

八方塞がりの時でも天は開かれている

あの頃

ただただ、を見て暮らしていました。

その心のうちには

頼れる母の存在が大きく支えになりました。

 

 

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