2014年
子宮に癌細胞が見つかりました
再検査ではAPAM(良性のもの)と診断
どちらとも言えない
あの、微妙な診断
良いの悪いの???
癌細胞あるけど、APAM優勢
・・・
分からなかった
自分でもわからないのに
周囲の人が、分かる訳ないです
当時、
付き合い3年になる彼がいましたが
あからさまに離れていきました
病気は
様々な事を教えてくれます
あの人に費やした3年が無ければ
私にも子供を授かるチャンスがあったかもしれない
「たられば」です
恐らく、いえ確実に恨みました
人を恨むのは、エネルギーがいります
疲れます
だから、「やぁーめたっ!」て手放した。
離れていく人を追うのはバカバカしい。
湧き出てくる“恨み”を、どう抑えようかと苦労しました
人を恨むような人間にはなりたくない
もういいよ
許すよ
何度もつぶやいて、言い聞かせました。
自分自身に。
彼は、子供がある人でした。
あの人には子供がいるけど、
私は、もう出来ないかもしれない。
悲しかった
悔しかった
たぶん、すごく恨んだ。
後悔した。
けれども私は本当に人に恵まれていて
離れていく人を手放したお陰で
大切な人が(実は2人も)手をあげてくれました
さらに新しい出会いもありました
2017年
私は決めました
8年前からずーっと変わらず
そこにいた大切なひと
ある時、それは本当に何でもない時にある感情が湧いてきました
(死ぬ時、この人が居てくれたら、安心していける)
別れても、病気になっても
結局ここに戻る
私はここが心地いい
離れていった彼のお陰で学んだことがあります。
どの人でも、他人の人生を背負う義務はありません。
今は、お別れした彼の気持ちも分かる気がいたします。
彼には彼の人生があって
私はそれを尊重します
私は、私の人生を生きる
だから
今、大切なひとの人生も尊重したい
「今度の検査結果が良かったら結婚しようか。
でも、やっぱり陽性(癌)だったら、もういいよ(別れよう)」
MPA療法を始める時に決めました。
これが、私の覚悟。