ちょっと、もう無理でした


病理結果が出る日でした
今回の結果は
陽性(癌)でも、経過観察になると思っていました。
なぜなら、前回のオペで病変は取り去られたから。
そう思っていました。

結果は、
類内膜腺癌G1 1a 
endometrioid adenocarcinoma

この文字を見るのは、2度目です。
(またこれか)
そう思っていました。

MRIを撮ることになり。
子宮全摘出に関する書類を渡され。
ホルモン治療(MPA療法)の説明をされました。

「・・・・・・・。」

(想定外)

診察室を出て
会計を済ませ
椅子に腰かけ
病理結果を再度見ながら
(さて、どうしようか)

この状況を今、私は、どうやって解釈しようか。
どう伝えようか。
または、伝えないほうがいいか。
誰に?
彼には?

様々な思いが
めぐっています
そんな時にもメールが届きます


ずっとメールを無視していたので
「これまでと変わらないかんじだよ」
と、返信しました。
詳しく説明する余裕はなかったのです。

すると
「社長も心配してたから報告してね」


(なんの権限で指示してきてるの??)
(この人は、結果が悪い事もアルカモと想像できないの?)

などと思ってしまいます。
心が狭い自分自身が嫌になります。

申し訳ありませんが
ちょっともう、無理でした。



相手の状況がわからない時の
メールは気を付けたいもの。
逆に、すごく心地いい距離感
連絡をくださる友人たちの配慮には頭が下がります。
この方たちはどこでそのような感覚を身につけたのでしょうか。
私も見習いたいと思いました。

こんな心理状況もあるもんなんだなと、気づいた出来事でした。
 

nohairshampoo