小4の3月で学童卒室となったつつ。
学童入室希望者が少ない地域だったので、小4まで通うことができました↓
そして、同じタイミングで小学校内の通級指導教室も卒室となりました。
保育園年少クラスの時、担任から一斉指示が通らないと指摘され、未就学時は区の幼児発達支援室に3ヶ月に1度(年長クラス時は月に1度)通室、就学後は通級指導教室に週1回(小4からは月1回)取り出しで通級してきました。
通室・通級したことにより、当初指摘された一斉指示が通らない問題はどうなったかというと、成長に伴い「どうにかこなす」術は多少身に付けたと思うものの、指示に対する理解が低いことはあまり変わっていないと感じます。
保育園で先生の指示を理解できないことは「園にとって」問題になったけれど、小学校で授業を理解できないことは、通知表でそのような評価がなされるだけで「学校にとって」大きな問題にはならず。
授業進行に支障をきたしてしまう場合は、問題になるかもしれませんが・・・
つつの場合は、通常学級における授業のみで学習や生活が可能と判断され、小4までで通級指導終了となりましたが、つつが成長したからというよりは、周囲の捉え方が変わったから通級を終了するという方が、母としてはしっくりくるような・・・
だったら通わなくてもよかったのか?と言うと、そうではなく。
少人数の通級指導教室では、つつの特性に合うような指導はあまり多くありませんでしたが、別の理由があってこの教室に通室させてきました。
つつは、少人数の環境であれば指示が通るため、学校からは早い時点で通級指導は必要ないのでは?と言われていました。
通級指導教室の先生は通常学級の担任のように厳しくなく、授業も先生とマンツーマン、または1年生からずっと一緒の仲良し療育仲間数名とゲーム形式の楽しい内容で、できるできないの評価もない。
小4までこの教室に通室させたのは、学校内で「つつの息抜きの場所」を作るためでした。
つつ、勉強はもとより、工具や楽器を使うことはもっと苦手。
運動面も残念で、周囲と合わせて何かするのも難しい。
そんなつつが、無理せず自分らしく過ごせるのが通級指導教室でした。
小3の時、発達診断をしてもらった小児神経科の先生にも「この子は通常学級ではめいっぱいがんばって周りの子たちについていっている状態だと思うので、息抜きの場所を作っておくためにも(通級指導教室は)続けたら?」と言われたこともあり、通級を継続してきました。
保育園年中時代から小4まで約6年間療育を受けてきて、目に見える効果があったわけではありませんが、ただ間違いなく言えることは、通級指導教室はつつ自身のペースで楽しく過ごせる場所で、息抜きの場として機能していました。
つつ、人生初の卒業証書。
通級指導教室卒室にあたり、先生が用意してくださりました。
4年間毎年先生は変わりましたが、見守ってくださったすべての先生方に感謝
今後またお世話になることがあるかもしれませんが、とりあえず療育のある生活はここで一旦終了。
小5からは通常学級のみの小学校生活となりますが、そこでも自分の居場所を見つけられるよう見守っていきたいと思います