【ヨハネスブルク=古谷祐伸】南アフリカのズマ大統領は27日、同国で6月11日にあるサッカー・ワールドカップ(W杯)の開会式に関連して、招待したスーダンのバシル大統領が実際にやってきた場合は逮捕する方針を表明した。

 バシル氏は4月の選挙で再選を果たしたが、「世界最悪の人道エコポイント 危機」と呼ばれ、国連推計で約30万人が死亡したとされる西部ダルフール地方の紛争への関与で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている。

 南ア政府は、アフリカすべての国家元首を開会式に招待した。議会で野党議員からバシル氏が来たら逮捕するのかと問われたズマ氏は「南アは国際法を尊重する。ICCの加盟国でもある。法に従う」と答弁した。

 アフリカ連合(AU)は、スーダン国内の緊張を高めるとの懸念から、ICCに逮捕状のエコポイント 執行延期を求めている。これについてズマ氏は「AUはバシル氏逮捕を禁じているわけではない」と語った。

 バシル氏が招待に応じて南アにやって来るかどうかは不明だ。

ソウル=稲田清英】ラヂオプレスによると、北朝鮮・平壌水道 の金日成広場で30日、韓国哨戒艦沈没事件をめぐり韓国や米国、日本の対応を非難する大規模集会が開かれ、約10万人が参加した。朝鮮中央放送が報じたという。北朝鮮製魚雷による沈没とした国際軍民合同調査団の報告や、韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権の独自制裁の動きなどに北朝鮮は反発を強めており、集会もその一環とみられる。

 集会では朝鮮労働党平壌市委員会の崔永林責任書記が水道 報告を行い、李明博大統領を名指しで批判。「朝鮮半島には南朝鮮(韓国)傀儡(かいらい)らと、それと結託した米日侵略者らの対決謀略策動により、一触即発の重大な情勢がつくり出されている」とした。

【エルサレム=井上道夫】イスラエル軍は7日夜、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの密輸トンネルやガザ市など計4カ所を空爆した。現地の医療関係者によると、トンネル内で少年を含むパレスチナ人計3人が死亡した。4人が行方不明になっている、との情報もある。

 軍報道官は、同日にガザからイスラエル領に向け、迫撃砲弾水道 やロケット弾計約10発が撃ち込まれたことへの報復措置としている。密輸トンネル2カ所のほか、武器製造水道 工場、ガザからイスラエルに侵入するためのトンネルを攻撃した、と説明した。