久々に、日記というよりも記録ノートを記す気分。

あっという間に過ぎ去った3月。

 

バレリーナ兼大学生である娘だけれど、ハードスケジュールのなか大学の課題の締め切りをこなしている姿をみて感心するばかり。親バカを通り越して、尊敬に値する。

アメリカの大学生は殆ど家を出て寮生活をするので、彼らに比べると親元で暮らす娘はそれなりの自由は奪われるけれど、楽な生活ではある。

 

Winter シーズンがSwan Lake、白鳥の湖によって幕を閉じたカンパニーだけれどその直後にコッペリア公演のリハとツアーが始まった。

NYCBのスワンレイク、セットや衣装がモダンで私的には好みでは無いが、LAKE ー2幕の白鳥の場はやはり美しい。

娘が白鳥を踊る日訪れるとは。

 

私  

で、白鳥のエントランス(登場)、あなたは何番目なの? 

 

娘  

5番目かな。 4幕では、黒鳥になって出てくるから。

 

5番目の白鳥と黒鳥に変身する娘を見るためにまた、リンカーンセンターへ。

PM氏振り付けの、白鳥の湖。彼は残念なスキャンダルで辞任となったしまったが、この白鳥の終わり方、エンディングが最高に素晴らしい。

悲劇に終わるか、ハッピーエンドとなるか。大きく言えば2つに分かれるけれど、NYCのもう一つのバレエカンパニーはオデットと王子が一緒に命を断つエンディング。悲劇だが、一緒にと言うところが、何か違う。

 

PM氏、NYCBのエンディングは恐ろしく悲しくて美しい。

2人の愛の力で、ロットバルトを滅ぼす。しかし、最終的に、オデットは王子の過ちを許す事ができない。

オデットは白鳥のまま、他の白鳥達に塗れながら湖に消えていく。

 

このエンディングシーンが天才的に素晴らしい。と評判の作品。

 

で、オデットの演技力とテクニックによって、この作品が変わる。

逆にプリンシパルダンサーである事の醍醐味なのだろう。

 

娘がツアーに行っている間に、彼女の誕生日があった。夫がホテルにカップケーキ届けたら?と案を出してきたので、ツアーの地元のカップケーキ屋さんから配達してもらうように手配。グルテンフリーのものもお友達のダンサー用に追加して。サプライズは成功で19歳の誕生日はホテルでダンサー達とカップケーキで乾杯したよう。

家族3人での誕生会は夫のクライアントのレストランで。

 

あと2週間後に始まる春のシーズン。

5月末まで健康に頑張って!