K のバレエ学校生活が始まって2週間過ぎた。

毎日充実していることが、伝わってくる。

昨日は、レベルCのレッスンが終わってから初めてのバイトが始まった。

 

S校は放課後から子ども達が沢山通うバレエ学校でもあって、そのクラスのTeacher Assistant (TA),補助の先生のバイトを許可されたのだ。

週2回男の子のクラスと女の子のクラス(歳は聞いてないけど)のアシスタントで、お小遣いがもらえる。一応正式に働くことになったので、税金も払っていくことになる。

「今日のバイトはどうだった?」

「男の子は大変!バーにぶら下がるし」

そりゃそうだよねー。

今からアシスタントをやっていけば、もし教えることが好きならば将来的にも役立つだろう。

 

今日は、セレナーデのリハーサルがある。

「セレナーデ」はS校創設者の振付家、B氏の代表作。

今回レベルDのクラスが10月にリンカーンセンターで踊る作品の代役を習い始めた。

なんとも感動する出だしの作品で、チャイコフスキーの序奏が流れるだけで、涙が出てくる。

その作品、踊れれば良いなあ。と常に思っていたから、

「実際、Kが当日踊れる可能性はあるの?」と本人も分かるわけないけど聞いた。

「あるよ」

 

「えーーっ!だって欠員でないとダメなんでしょ?」

「S先生が、私にこのパートの子が出られないかもしれないから、やりなさいって言われた」

 

まじか。

そうなったら仕事休んで観に行かないと。

あまり期待しないでおこう。

美しすぎるこの曲。