昨年の年末から、私なりに勇気を出して精一杯過去に向き合った。

 

色んなことが見えてきたのだけれど

楽観性をもつことも大事だなあって改めて気づいた。

 

時には、まっすぐ真剣に向き合うことも大事。

だけれど、物事は未来に良い方向に動くと楽観性をもって生きるのも大事なことに感じられた。

 

摂食障害になる前の私は、完璧主義・白黒思考だった。

今は言葉で気持ちを伝えられるようになれたけれど、言葉で自分の気持ちを表現したり・伝えるのがほんと苦手だった。

 

良く、教科書的に摂食障害になりやすい人を完璧主義とか白黒思考とか書かれているのを見かけると「そうやって勝手に枠組みに当てはめないで」って思う一方で、私自身は当てはまってた。

(当てはまらない方ももちろんいると思うけれど)

 

それが、摂食障害とかの心の病気をきっかけに、そういった自分に気づく転換期になった。

 

摂食障害は自分の中にあった色んな一面を知ったり、気づいたりする転換期だった。

 

 

自分に向き合い、自分の内面を変えていくというのは何歳になってもなかなか難しい。

 

自分に自信のなかった私は、自分で自分のことを心の闇の奥底に落とし込んでいた。

 

心の病気になった時に、色んな人との関わりで苦しさもあったから、私にとって人を真っ直ぐ信じたり、人に安心感を抱いたりするのは簡単なことではなくなってしまった。

 

心の病気は良い方向に向かって当時より少しは生きやすくなったけれど、20年くらい時間は経ったにも関わらず、いまだに鮮明に残ったままの記憶と一緒に生きていくのはつらいと感じることもある。

 

 

うーん・・でも、もうすぐ40代を迎える40代からの私は

向き合うところはきちんと向き合う

でも楽観性も大事にして、未来は良い方向に動いていくっていう心も忘れずに

このバランスをとれるように生きていきたいなあって思う。

今の私は、おおらかさ・楽観性をもうちょっと取り入れた方が良さそう。

 

 

こう自分の中で思った時に、宇多田ヒカルさんの「Play a love song」の曲を思い出して。

家事をしながら聴いてる。

 

「生い立ちのトラウマはまだ続く僕たちの歴史のほんの注釈」とか

「どうだってよくはないけれど 考えすぎているかも」

という辺りの歌詞が好き。tutuzi