少し前に書いていた

 

 

 

 

内容違うけれど、同じような状況にそういえば少し前にもなったなあって。

 

「マチネの終わりに」を読んでいた時に、PTSDの要因が自分のとは全く違うけれど、PTSDのことが細かく描写されていて、その時も苦しくなった。

 

しばらく、本に触れるのが怖くて、本から離れていた。

でもこの本をどうしても最後まで読みたくて。

手にとっては本を開くのをやめる、というのを繰り返していた。

 

勇気を出して、少しずつ読み進めて、だいぶ時間はかかったけれど「マチネの終わりに」を読み終わった。

 

これが少し自信になったように思う。

 

 

20代の頃は、本とか映画はあらすじ、大体の展開があらかじめ分からないと怖くて本を読んだり、映画を観れなかった。

過去の記憶に近いところに触れて思い出すと苦しくなるから。

本だとパラパラめくって大体の展開を把握すると何となく大丈夫そうか分かるけれど、映画だと展開がなかなか分からなかった。

 

普通に考えると、面白くない作品の見方をしてきたなと思う。

 

なんだろう、自分の過去に似ているなと思うとあらかじめ避けることが多かったのだけれど、でも似ているようで違っていると大丈夫な作品とかも割とあった。

私もこの自分の記憶の中の線引きが、自分のことなのに良く分からなかった。

 

 

「17歳のカルテ」は、まだそこまで見始めていない箇所で苦しくなった。

でも、20代より症状も落ち着いていたように思うし、その日の夜も眠れた。

 

 

無理しない程度に、無理だと思ったら休むのを続けて「17歳のカルテ」を観ようかなと思う。

この作品も全部観てみたいなあって気持ちがある。

 

 

こうやって、作品の展開を気にせずに、もし苦しい箇所が出てしまったら休みつつ、離れてみたりして、作品の続きに触れたくなったら、もう1度読んでみたり観たりしてみようかな。

(今の私なら大丈夫かなと思ったのでトライしてみるけれど、無理だったら無理しないでストップする。。)

 

 

いつかは何も気にせずに色んな作品に触れられるようになれたら良いなあ・・と思うのだけれど、焦らないようにゆっくり向き合ってみようと思う。

 

 

って書きながら、4人小さい子を育児しているのもあって、結局はスローペースにしか自分の読みたい本とか映画(映画館に行きにくいから、家でDVDを観てる)とか進まないのだけれどね。。tutuzi