自分の過去を振り返るときに、間違いなく母への苦手さが強くなるだろうなあ・・って思ってた。

だから、振り返りを始めようとする前にやめた方が良いんじゃないかなとも思ったことは思った。

 

案の定、幼少期から思い出せるだけの記憶、摂食障害とかの心の病気をした時の記憶を振り返るにつれて、母への嫌悪が強くなってしまった。

でも、私も大人だし、自分が母親として十分にやれているかというとそんなことはなくて、日々反省もたくさんある。

だから、なるべく穏やかに母に接して、距離感を私からはとるようにしていた。

(昔から母に関わると、厄介ごとに巻き込まれるのもあるので、元々距離はとっていた)

 

まあ、過去を振り返ってるって話してもいないので、そんな私の気持ちは分かる訳もなく、連絡もしょっちゅうきて。。

 

連絡がきた時に、私が気管支喘息が悪化しつつ、子供のことを看病しているとか伝えても、そういうことは既読スルーで。

一方で、自分が以前にコロナに罹った時には、つらいのは分かるのだけれど慌てたラインが連日のようにきて。

相手がつらい時には既読スルーで、自分がつらい時にはワーワー言っていて、そういう自分の母の様子を見て、悶々としていた。

 

でも、連絡がきた時には、なるべく穏やかにしていようと心がけていた。

 

20代の時も私が拒食症になり、私が見る見る痩せていっても病院にいこうと言われたこともなかったし、摂食障害の原因も勝手に母の中で他の原因だと決めつけていたりと、両親とは数多く色んなことがあったので、当時だけじゃなくて今でも親子関係がこじれやすいのは目に見えていたのだけれど・・。

 

今でも、大学3年の時にODしてしまった時に母から「あなたが何かしたら私の仕事がなくなる」って言われた記憶を母と会うと思い出してしまう。。

 

1番苦しかったのは、私が摂食障害を治して自分に自信をとり戻して、当時大切にしていた人ともう1度一緒に時間を過ごせていけたら良いなあって思って、自分なりに頑張っていた頃のこと。

 

その人のために治すなんて思っていなかったけれど、私にとっては、その思いは当時生きていくための希望だった。

でも、思うように病気も治らないし、今の自分だと上手くいく自信がなかった。

 

それを全部は話してなかったけれど、ポロッと母に漏らしたことがあって。

その時に「子供が欲しいとかいえばいいじゃん」って母が言っていて、血の気がひいた。

 

子供を道具のように言っていた母に対して、この時が親子でいる中で1番嫌悪を感じた。

だって、私はその母から産まれた子供だから。

 

 

ただ、私も大学まで出していただいたという感謝の気持ちは忘れないようにしてるし、この先も忘れないようにしようと思う。

 

でも、母に対して日頃の積もりに積もったものがきてしまい・・

とにかく、物理的だけじゃなくて心理的にも母とは離れたい気持ちも強くなった。

 

 

おそらく、私の母はちゃんとした20代の私の病名すら把握していなかったと思うので、私の当時の病名を全部伝えて、母が当時に思っていた私の摂食障害の原因は全く違っていたのも伝えた。

それと、感謝はしているけれど距離感が近くなりすぎると、私は苦しくなってしまうこともやんわり伝えた。

→でも、ここに書いていた私の摂食障害の話は、理解できないだろうって思って細かくは話してない。

 

当時も、心の病気が治ってから今まで、両親に全部の病名を言わなかったのは、病名を言ったところで到底理解してくれそうにもない上に、余計に「早く治すように頑張れ」って圧をかけられて苦しくなるのが分かっているって当時も思っていたから。

 

当時、病名を言ったところで理解してくれないのが分かっているし、興味がないのも分かるから、親でさえ病名をきちんと伝えずに「1人で向き合うしかない」と覚悟して思うっていうのも・・なんだか切ないなあって思う。。

母と親子関係を築く上で、私にも至らないところがたくさんあったのだと思うけれど。。

(だから、自分の子供達に何かあった時には、きちんと病態から理解することを始めようって思ってる)

 

両親に当時の病名を伝えたからって昔の私のことを理解して欲しいとも思っていないし、今更私は何をしたかったんだっていう気持ちもある。。

 

両親の寿命を考えると、後20年くらい何も言わず、自分からは距離をとって温和に過ごせなかったのか・・って今でも反省してる。

(とはいえ、これがきっかけで母と物理的・心理的に距離がとれるならホッとしてしまう私もいるんよ)

 

当時の病名を今更伝えたけれど、既読スルーのままだから母が何考えてるか全然分からなくて怖い。。

→いつも何考えているか分からない行動を勝手にしてしまう母が怖い。。

 

あー・・後20年くらい頑張って何も言わなきゃ良かったよ、私。。tutuzi