胃カメラを飲んだ結果を報告していませんでしたね。



胃カメラ検査の日・・・・・・

夢の中でもうすでにわたしは胃カメラを体験していました。


よっぽど頭の中に「胃カメラ」が強くインプットされていたんでしょうね。

寝てる時からすでにかなり苦しかったです。


予約した時間に病院に行き早速検査。


まずお腹の空気を抜く薬とやらを飲みます。液体です。

これがどろっとしていてぬるっとしていて・・・・・・

何とも気持ち悪いのですが

「コラーゲンドリンクってことにしよう。」と自分に言い聞かせて飲みました。


のみおわったら、身体を軽く揺さぶられ、

そののち、ガンガン寝返りすることを要求されます。

お腹にさっきの液体を回すことが目的かと思われます。



そのあと仰向けに横たわり、鼻腔を広げるお薬を噴霧されます。

この辺りからもう完全にまな板の鯛です。

鼻からものを入れられることに対し、何の抵抗もできないわけで・・・・・

非常に苦しいながらも無抵抗です。


通りのいい側の鼻からどろっとした麻酔薬を流し込みます。


その後筒状の物に麻酔薬がついたものを鼻につきたてられます。

完全に恥ずかしい姿になっていることと思われます。


だがしかし。

そんなこと気にしていられません。

鼻からものがどんどん流しこまれてる状況、

その異常すぎる状況にあらがうこともできずひたすら耐えているわけで、

いってみれば溺れかけてる状態とほぼおなじですよね。

容姿なんて気にしていられるはずがない。


だってどうせこの後カメラもいれられちゃうんだしね!


あとは肩から筋肉注射。

確か胃袋とかの余計な動きを抑えるためのものだったかと。



麻酔がきいたあたりでついにカメラを挿入。


実際もう精神状態はかなりおかしなことになっていました。

なんかもう、されるがままになりすぎていて殺されかけてるような気分でした。

よだれ等口から出てきたら垂れ流すように言われるし

人としての尊厳をかなり捨てさせられた。。。



でも私って意外にも土壇場に強いんです。

ひたすら精神統一。


絶対に暴れない。自分はできる!YES WE CAN!!

よだれも上手に垂れ流そう!すべて一発で完璧に決めてやる!!


と心で叫び鼻から入ってくる異物を必死で受け止めました。


鼻とのどの間を管が出入りする状況は、なんというか今までになく

非常に新鮮でした。

たとえばお米粒が鼻からでちゃった!なんていうのの100倍くらい

貫通している感じがしていました。


一度も嗚咽せず必死で耐えました。


コツとしては、何も起きていないということにすることです。

もしくは死んでいると思いこむことです。

そうすれば焦ったりもしないので多少何かが起きても耐えられます。。。


しかし一番つらかったのは

お腹に空気を入れられたことですね。。。。


私、イメージにかなり左右されるんです。精神力がすべてなタイプ。

お腹に空気を入れるなんてイメージとしてはかなりひどいと思う。

あからさまに苦しそうで即効げっぷが出てきそうで・・・・・・おそろしすぎる。


でも容赦なく空気を入れられました。


案の定、中盤でカメラを上下させている際、無我の境地でいたにもかかわらず

何かが(空気ですね)ぽこぽこ上がってくるのを感じました。


でも無我の境地すぎてゲップがあまり自然に気持ち良くできません。

それでもカメラの管を伝ってそっと空気がでました。


人体って・・・筒状なのね。。。とおもいました。



しかしかなり順調にすべてが終わりました。

自分で自分を褒めてあげたいくらい、おするすると済みました。


結果的に胃は現状もう心配ないみたいです。

やはり十二指腸まで炎症が及んでいたようですが今はもう大丈夫らしい。良かったです。



いやぁ胃カメラって大変だわ。



ちなみに終わってからの方が精神的に緩んで、気持ち悪さを感じました。

飲んだ薬がどうなったのだろうかとか感がえると一気に気持ち悪くなりました。

もうやりたくないです。。。


やらなくていいように健康を保ちたい。。。