最近話題になった「ミステリと言う勿れ」の作者
田村由美さんの漫画「7SEEDS」(完結済)

子供の頃から育てた虎がある病気にかかり、楽にするために手を下した。果たしてそれは正しかったのか、と少年が青年に問う場面がある。

青年は答えた。
その虎はあなたを恨んでいないし、あなたに感謝してもいない。
僕らは自分の気持ちで判断するしかない。
「どれだけ愛したか」
自分の気持ちでしか結果を判断できない。

治療を続けるか、給餌を続けるか、外に出すのか、内で飼うのか、生き物を飼っていればいろいろな選択に迫られる。
病気や事故で亡くなることと安楽死させることは違うし、愛せばすべての免罪符になる訳ではないとも思っているが、この言葉はとても心に響いた。(実際のセリフはもっと長く、もっと良いシーンになっている)


女性向けの漫画だが男性でも読める内容だと思う。(弟は読んだ)