夏のコンサート・シーズン
今年も色々とありましたが、最も楽しみにしていたのが、
クロスビー・スティルス&ナッシュ(Crosby, Stills and Nash、CS&N)

9月7日、ハリウッド近くのグリフィス・パークのグリーク・シアター
もう、日程の発表があった時から、ずっと楽しみにしていました


結成43年間、彼ら、良い年のとり方してるようです



CS&Nは、
元バーズのデビッド・クロスビー
元バッファロー・スプリングフィールドのスティーブン・スティルス
元ホリーズのグレアム・ナッシュ
の3人で結成、1969年にアルバム、「Crosby Stills and Nash」を発表、


当時は、こんな感じでした


デビュー・アルバムは、アコースティック・サウンドと3人のコーラスによる
フォーク・ロック中心でしたが、よりロック的なサウンドを志向したスティルスの意見で
同じく元バッファロー・スプリングフィールド出身でソロ活動していた
ニール・ヤングを加えて、Crosby,Stills, Nash and Youngに発展、
伝説的の野外コンサート「ウッドストック」への参加、
アルバム「デ・ジャブ」、ライブ・アルバムの「Four Way Street」と
それぞれ大ヒットとなりました

ところが、元のバンドでも対立することの多かったニールとスティーブの
確執(?)再燃により、CSN&Yとしての活動は、わずか1年と短命に終わりました

その後、各メンバーのソロ、
CS&N、C&N、CSN&Y再結成などの
音楽活動等が続けられています

2011年には、クロスビー&ナッシュの全米ツアーがあり、
ツアー初日のロングビーチ公演に行って、感激しました
2011年3月のC&N公演の記事へ

今年は、CS&Nとして全米ツアーが行われています

当日のコンサートは、もう素晴らしいのひとこと
曲目を見れば、好きな人だったらすぐ分かると思いますが
聴きたい曲を、これでもかという選曲




前半は、まず代表曲の「キャリー・オン」でスタート
続いて、ナッシュのヴォーカルのヒット曲の「シカゴ」



「ロング・タイム・ゴーン」、「ジャスト・ア・ソング・ビフォー・アイ・ゴー」
C&Nの曲「レイ・ミー・ダウン」、「サザンクロス」と続き、
クロスビーの曲「ラジオ」
続いて、自分の好きな、CS&Nの曲「マラケッシュ・エクスプレス」
これ聴けたのは嬉しかった!


Marrakesh Express 



「オールモスト・ゴーン」、バッファローの曲「ブルーバード」
そして、CSN&Yのアルバムタイトル曲「デ・ジャ・ブ」
このギターのイントロが始まった時は、鳥肌ものでした
そしてスティルスの曲「ラブ・ザ・ワン・ユアー・ウィズ」
これもよくぞやってくれたという曲



Love the One You're With 







これで、第一部(Set-1.前半)が終わり
仮に、これで全部終わりですと言われても、満足できるくらい良かった

15分の休憩後、第2部(Set-2、後半)がスタート

「ヘルプレスリー・ホーピング」、「イン・ユア・ネイム」
ボブ・ディランの曲「ガール・フロム・ザ・ノース」
「ホワット・アー・ゼア・ネイム」、「ジュネヴェア」
と通好みの選曲
「カテドラル」、「フォー・ホワット・イッツ・ワース」に続いて
1982年リリースのアルバム・タイトル曲「デイライト・アゲイン」
この曲は、最後に、Find the Cost og Freedomの一節が、
ついている曲
ライブの名盤、「Four Way Street」の最後の曲、これは飽きるほど
聴いた曲なので、当時のこと、色々と思いだしまいた
できれば、アンコールの最後に演奏して欲しかったですが、
もう聴けただけでも満足でした


【映像変更】前に貼っていた映像が削除されてしまったので、他の音源に
替えました!ライブ音源なので、コーラスがやや粗いです

Day Light Again / Find the cost of freedom
From the Tonight Show with Jay Leno (audio only)



この後、ヒット曲の連続
ナッシュの「アワー・ハウス」、会場中が大合唱
クロスビーの「オールモスト・カット・マイ・ヘヤー」
この曲は、観客大いに盛り上がりました
そして、「ウドゥンシップ」が最後の曲
そして、アンコールで、「組曲;青い眼のジュディ」で終幕となりました







ティーチ・ユア・チルドレンの演奏がなかったのが、ちょっと残念でしたが
大いに満足できました

コンサートは、曲の合間合間で、ジョークを言い合って
リラックスした雰囲気でした



但し、英語のジョークは、半分以下しか理解できず、残念(泣)
例えば、スティルスが、「自分たちの曲は900曲くらいあるから、選ぶのも大変」
みたいなことを行ったら、クロスビーが「本当は、400曲くらい」と返したり
スティルスが、「何で、ボクがメガネかけてるか分かる?はずすと、クロスビーと
区別つかないでしょ?ほら」みたいに、曲間では、何かしら話してましたね



このツアーですが、4月22日に北カリフォルニアの
サン・ルイス・オビスポ(San Luis Obispo, CA)でのコンサートが
DVDとBlu-Rayで発売されました 音だけも、i-tunesでダウンロードできます
このコンサートの後、通勤時ずっとクルマの中で聴いてます

もし、機会があったら、是非聴いてみて下さい




セットリストは、以下の通り
Tour; Crosby, Stills and Nash 2012 Tour
Date; Sep 7, 2012
Venue; Greek Theater, Los Angeles CA

Set-1
 1. Carry On / Questions
 2. Chicago
 3. Long Time Gone
 4. Just a Song Before I Go
 5. Southern Cross
 6. Lay Me Down
 7. Radio
 8. Marrakesh Express
 9. Almost Gone (The Ballad of Bradley Manning)
 10. Bluebird
 11. Déjà vu
 12. Love the One You're With

<Intermission(休憩)>

Set-2
 13. Helplessly Hoping
 14. In Your Name
 15. Girl From The North Country
 16. What Are Their Names
 17. Guinnevere
 18. Cathedral
 19. For What It's Worth
 20. Daylight Again/Find the Cost of Freedom
 21. Our House 
 22. Almost Cut My Hair
 23. Wooden Ships

Encore
 24. Suite: Judy Blue Eyes 


デビッド・クロスビー David Crosby (Vocal, Guitar) 
ステファン・スティルス Stephen Stills (Vocal, Guitar)
グレアム・ナッシュ Graham Nash (Vocal, Guitar, Keyboards、Harmonika)

バンドメンバー Band Members 
 トッド・コールドウェル(B3オルガン) Todd Caldwell (B3 organ), 
 シェーン・フォンティン(ギター) Shane Fontayne (Guitar)
 スティーブ・ディスタンシオ (ドラムス) Steve Distanislao (Drums)
 ケヴィン・マコーミック(ベース) Kevin McCormick (Bass)
 ジェイムズ・レイモンド(キイボード) James Raymond (Keyboards).


もう言うことなしの一夜でした





ペタしてね

コンサート画像は、自分で撮影したものですが
問題のある場合は、直ぐに削除します