外貨建て金融商品 

 

取引価格が外貨建てで表示されている金融商品。

円と外貨の両替時に、為替レートの変動による

為替変動リスクが発生する。

 預入時1ドル=100

→円高/換金時1ドル90

   ー10円の為替差損

→円安/換金時1ドル=120

   +20円の為替差益

 

為替レート 

 

外貨建て金融商品を購入する際は、

円貨から外貨に換える必要がある。

 

利子や元金を受け取る際には、

外貨から円貨に換える必要がある。

 

TTS 円貨を外貨に換える時の為替レート

   銀行から見ると外貨をSelling

TTM   基準となる為替相場

TTB 外貨を円貨に換える時の為替レート

   銀行から見ると外貨をBuying

 

 

為替リスク 

 

為替レートは刻々と変動しているため、

外貨建て金融商品の取引には、

為替レートの変動によるリスクがある。

・円安になると為替差益が生じる。

・円高になると為替差損が生じる。

 

主な外貨建て金融商品 

 

外貨預金

・預金保険制度の対象外

・定期預金は原則、中途換金ができない。

・利子は利子所得(20.315%の源泉分離課税)

・為替差益は雑所得(総合課税)

・為替差損は損益通算できない。

 

外貨建てMMF

・外貨建ての公社債投資信託

・売買手数料はかからない。

・いつでもペナルティなしで換金できる。

・譲渡差益(為替差益も含む)は譲渡所得

 として申告分離課税の対象。

 

外国証券の取引をするためには、証券会社に

外国証券取引口座を開設する必要がある。

 

丸レッドTTSとTTBを反対に覚えないこと。

  所得の分類と課税方法はタックスプランニング

 のところでまた復習。

 

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