とんだ茶番劇(都知事選を終えて) | porunacabezaのブログ

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隠遁生活者の戯言

 

とんだ茶番劇(都知事選を終えて)

とかく話題が多かった今回の選挙。

立候補者数、厳密な意味での従来の選挙活動とは異なる手法、既存大手マスメディア報道の偏りとSNSによる言論拡散、立候補者の政策表明の欠如、等々。

過去の都知事選結果を踏まえると、投票率が特別悪いわけではない(今回60%弱)。ただ、現職とその有力な挑戦者との得票数には倍以上の差は見られなかったが、小池百合子の場合、初当選は除き、次点、次々点を足し合わせた得票数よりも優位である。(再選時よりも今回は指示離れがみられるが)

戦後間もないころの都知事選挙と違い、丁度、美濃部都政批判の選挙以来、いわゆるマスコミ有名人が立候補者に多く占めるようになってから、徐々にではあるが、愚かな都民有権者が増えてきたようである。

市長という選ばれた役職を途中で投げ出し、間違ったディベート手法で周りを愚弄する元銀行員とか、

自分を何か勘違いしている元モデルの不勉強な前女性議員とか、

挑戦者の人材不足がいがめない。

マスコミ(いまや、左傾化した集団)による出る杭式の人材非育成の効を奏していると考えざるを得ない。