さて姿勢についての続きを書いてみようか
と思います。
姿勢が体に与える刺激とか感じたことがある人
とかいますか。
前にも書きましたが、正座をした時に背筋を伸ば
した状態と、背中を丸めて前かがみになった時の
強さを比べてみると、よくわかりますよ。
あと立っているときも、寝ているときもそうですが
思いっきり力んでいるときと、めちゃくちゃリラックス
してる時に体を持ち上げてもらうとまた違いがよくわ
かります。
これを実験してみるとなぜリラックスすることが
大切なのか、少しだけ理解してもらえるかもし
れないですね。
精神状態も体に影響を与えますが、姿勢もまた
身体に多大な影響力を持っているのです。
最終的には精神が体を支配できるようになると
いいのですが、もうこれは修行僧のレベルの話
なのでそんな簡単なものではありません。
修行僧とは言わないまでも、子供は本当に精神が
身体に与える影響力が大きいです。
まず第一の理由は、子供には先入観とか、偏見
というのがまだわずかしか染みついてないからです。
子供は人の言うことを信じてしまう傾向がとても強
いんです。
だからある意味子供の時の教育がその子の人生に
多大な影響を与えてしまうことが多いのです。
しかし、それはよい方向に進めば素晴らしい結果
を生むこともあるわけです。
今から述べる例がどうとらえられるかわからいですが
良い例の一つであることは間違いないと思います。
これは実話で、ある医者が実際に臨床の現場で
行った実験です。
一人の少年ががんに侵されもう手術などでは助か
らない状態になってしまいました。
放射線療法とか、薬物などの選択があるのですが
それらは体への影響が多い割には成功率は高くあ
りません。
そこでこの医師は、ある方法を実行してみようと試
みました。
当然親の許可のもとに行われたものですが、医師は
この少年がビデオゲームが好きであるという理由から
ある指示を少年に与えたのです。
‟君に体の中では悪者の勢力が大きくなろうとして
いる。君はレーザーガンでその悪者を退治しなけ
ればいけない”
医師はこのように指示し、少年が頭の中でその映像を
強くイメージしてビデオゲームのようにレーザーガンで
悪者を打倒していくという映像を作るように指示したの
です。
もちろん幾度となく指示を繰り返して、イメージを
キープできるように指示したことでしょう。
すると皆さんの想像通り、最終的にはがんが消滅し
少年は完全に回復したのです。
もし大人に同じことをしてもこれほど劇的な結果は
得られなかったと思います。
これが精神の体に対する影響力を示す良い例です。
非常に興味深い話だと思います。
かなり話がそれてしまいましたが、姿勢、精神の
影響力がいかに大きいかを示したかったのでこの
話を書きました。
次回は姿勢に続きをしますのでまたよろしく
お願いします。
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