こんにちは
今までいくつか呼吸法に関する注意点を解説しましたが、今回は
いくつか付け加えてみたいと思います。
今までの呼吸法についてのブログでは、呼吸は基本的に逆腹式
呼吸を行うことと、呼吸するときは体全体をリラックスさせることが
重要であるといいました。
とくに呼吸するときに腕の動作を連動させるときには肩に力が入りや
すいのでとくに気を付ける必要があります。
これらの注意点に加えてまだいくつかの重要な点がるのですが今回
はその中の2,3の内容をを説明します。
まずは頭に関する内容からです。頭部についての大事な点はあごの
位置ですが、必ずあごは引いて前方にはりだす事が無いようにしてく
ださい。
引きすぎて不自然になるのもよくないですが、不自然に突き出さない
よう自然にあごが下方を向くようにしてください。

上の図はちょっと不自然にあごを引きすぎた例です。ここまでやってし
まうと他の注意点を正しく行えなくなってしまうので、あごの引きはあく
までも自然な感じでしてください。下の写真の状態はかなり良い例です。

この顎の引き方は、あごに意識が行き過ぎるとあまりにも不自然な
状態になりやすいので、あごよりも頭頂に意識を置くほうがいいかも
しれません。
顎を引くとき同時に頭頂を上につきだす感じにします。言い方を変え
れば頭頂が天井など上からひもで引っ張られているような意識で
頭頂をまっすぐ上に押し上げます。
するとなぜか顎も自然に引いた状態になりやすいので、この二つは
同時に意識行ってください。
また頭頂をひもで引っ張られる感じを意識すると肩が下がった状態
つまりリラックスした状態になるので、頭部、肩の注意点は一緒に
できるようにするとより効果的です。
今まで書いてきた重要な注意点に加えて今回の頭部に関する注意
点を意識しながら呼吸法を実践するとまた呼吸法の体に対する影響
力とか呼吸法をやっている時の感じ方が変わってくることがあるので
最初のうちは特に意識してやってください。
呼吸法は座っても立っても出来るので、一日中椅子に座って仕事を
する方などは気分転換に呼吸法をしてみるのもいいと思います。