あともう少しで、4月になります。

そんなことはみんな知っているとは思うのですが、

4月になるとうちの保育園の年長さんたちはもれなく小学校に行きます。

 

年長児が小学校に行くということ、法律?で決まっているのかもしれませんが、

もう20年近く子どもたちといると、保育園の限界ということを思います。

0~5歳児の子どもたちが生活をしている保育園という場所。

人生100年時代の中のたった6年間だけれど、とても大事な6年間。

この6年間をどう過ごすかで、その先の生き方にかかわってくると思っています。

その大きな意味を持つ6年間をみんなに見守られながら過ごしていく中で、

保育園での生活だけでは賄えきれなくなる部分がどんどん出てくるなぁ~と感じます。

(うちの園は定員60人の比較的小さい園だからかもしれません)

 

知的な部分や運動能力も社会性も・・・すべての部分でもう保育園という枠から出る準備はできているんだなぁ

 

そんなことを思いつつ、もう少しで訪れる卒園式

その卒園式に向けて、毎日のように太鼓の音や歌声を事務室から聞いています。

 

楽しみでもあり、不安でもある小学校は今のままでよいのかな?っと思ってしまうことがあります。

事故やトラブルはどこにでもあることだけど、対応は果たしてそれが妥当なのかな?

現場の先生はとても頑張っているのに、もっと上の人たちがよりよくしていこうという感じが・・・

保育園・幼稚園はどんどん保育の流れは変わってきています。

だからこそ、小学校や中学校、高校も大きな構造の変化が必要なのではないだろうか?

マイナーチェンジをしても結局はあまり変わらないと思ってしまうからこそ、

大きな変化をつけることで、「こども」の存在についてみんなで考える機会になるのではないだろうか?

 

子どもを取り巻く環境をもっとよくしていかないと・・・

 

日本はどうなるんでしょう・・・

子ども自身も、子どもがいる大人も、そうでない大人も

 

みんなで考えたいですね

 

たもつ