昨日、
定時制高校科学部が
学会で優秀賞を取る
という大円団で
終えた
「宙わたる教室」。
原作は
伊与原新さんが書いており
実話から
着想を得ているというので
感動もひとしおです。
主題歌の
Little Glee Monsterの
「Break out of your bubble」
もドラマを
効果的に
盛り上げてくれています。
各タイトルもおしゃれで
1話 夜八時の青空教室
2話 雲と火山のレシピ
3話 オポチュニティの轍
4話 金の卵の衝突実験
5話 真夏の夜のアストロノミー
(このタイトルは原作にはない)
6話 コンピュータ室の火星
7話 浮遊惑星のランデブー
(このタイトルは原作にはない)
8話 メテオライトの憂鬱
(このタイトルは原作にはない)
9話 恐竜少年の仮説
10話 消えない星
原作では
(教室は宇宙をわたる)
ここで
この話を知らない人の為に
人物紹介したいと思います。
藤竹叶(窪田正孝)
元、名京大助教授。
高専の生徒で
卒業研究で
名京大の
開発に参加していた
金井悠(佐久本宝)
に目をかけていたが
「高専の生徒を論文に
名前を入れたら
論文の格が下がる」
と言った
石神教授に反発し
大学を辞め
アメリカに渡る。
そして
日本に帰ってきて
「科学の前では
誰でも平等である」
という信念が
正しいことを
証明するために
密かに
「定時制高校に
科学部を作り
どんなことが起きるか、
何が生み出されるかを
観察する」
という目的の為
定時制高校に
赴任してくる。
石神怜生(高島礼子)
科学政策促進委員長、
名京大教授。
太陽系の惑星探査の
赤外カメラの開発で
誰よりも貢献していた
高専の生徒の金井を
「高専の生徒だから」
という理由で
論文から名前を外す。
その為、藤竹と
反目するようになる。
柳田岳人(小林虎之介)
定時制高校に入学するが
勉強に苦労している
不良少年。
藤竹の指摘で
読み書きに困難がある
学習障害
「ディスレクシア」と
判明する。
それからは
「ディスレクシア」用の
訓練を受けたりして
学習に意欲的になり
科学部の研究にも
のめり込んでいく。
そんな様子を見て
長嶺は心配する。
その心配が
的中するかのように
「定時制だから」
という理由で
大会にエントリーできない
現実に直面する。
藤竹は
岳人に金井を重ねて
見てしまう。
長嶺省造(イッセー尾形)
集団就職で上京した為
高校に通えなかった。
人一倍熱心に質問し、
授業をたびたび中断することも。
若い子たちが
いい加減に見えて
悪態をつき、その為
岳人たちと
一時期険悪だった。
だが、
ここに来ているのは
本来来る予定だった
塵肺で入院している
奥さんの為だったことを
岳人達は知り、
今では
岳人のよき理解者である。
名取佳純(伊東蒼)
起立性調節障害を抱え
保健室登校を続けていた。
「オポチュニティの轍(わだち)
(オポチュニティは
火星探査車で、
地球と
通信がとれなくなって
それでも
自身の進んできた
タイヤの跡を
ずっと写真を撮りつづけた
という逸話)
佳純はこの話を聞いて
自分もがんばろうと
科学部に入部する。
越川アンジェラ(ガウ)
フィリピン人の母と
日本人の父との間に
産まれる。
母親が
オーバーステイだった為
小学校4年まで
学校に通えなかった。
小学校4年に
良い先生に出会って
学校に通えるようになるが
中学校に入ってからは
弟たちの世話をする為に
また学校に通えなくなる。
結婚して
定時制高校に
通う。
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今期のドラマで私が特に
面白いと思ってるのは
○海に眠るダイヤモンド
○宙わたる教室
○ライオンの隠れ家
○全領域異常解決室で
その他にも
今期は
ドラマが
豊富だと思います。