2022年8月30日(火)
23:00~23:30
NHK
「ニッポン知らなかった選手権
実況中!」で
日本速記協会主催の
「第2回キーボード選手権」が
「第2回生字幕入力コンテスト」
として放送されていました。
いわゆる
テレビ番組の
字幕王を決めるということですね。
実際に日本速記協会は
「キャプションライター技能検定」
というのを作ろうとしていて
その内容は
「キャプションライターとして
活躍するには
日本速記技能検定1級
(1分間320字の速さ・10分間朗読
98%の正確さで文字化)
合格レベルが必要」
だそうです。
イータイピング1級が
1分間300字
イータイピング特級が
1分間360字なので
とりあえず息子は
イータイピング1級を
目指させてみようかと
思います。
娘がフルート奏者として
デビューするので
息子も
キャプションライターに
なれるかはわかりませんが
それと同レベルの力を
持っていれば
娘の様に
何かしらの
道が開けるかもしれません。
2000年代 AIの音声認識が
開発されるも
番組に沿った
言葉が出せないなど
5%はミスをするそうで
そのミスを修正するよりも
高速で人が打つ方が
結局速くて正確なんだ
そうです。
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「第2回キーボード選手権」は
第1競技 ご当地ニュース
第2競技 経済ニュース番組
第3競技 漫才
の3種類の模擬番組の採点が
速さ 20点
正確さ 40点
伝達力 40点
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合計 100点
で行われます。
聴覚障碍者の方たちは
字幕が出るのが
3秒より遅くなると
遅いと感じて
ストレスを
感じてしまうので
漫才など
伝達力が必要なものは
難しいようです。
結果は
3位が前回王者のジマックス。
2位は2017年のe-スポーツ
タイピングゲーム全国大会
で優勝した村山さんがいる
TBSアクト。
1位は阪神タイガースの試合の
字幕を打ってきた
関西テレビソフトウェア。
優勝の決め手になったのが
漫才で
メリーゴーランドの発射音の
「プルルルル」という
音を唯一字幕にしていたのが
関西テレビソフトウェア。
それが
聴覚障碍者の審査員の方には
大切な情報と
評価されました。
これまでは擬音語は
情報性がないとみなし
生放送では省略するのが
常識だったそうです。
本当に必要なのは何か
業界全体で
考えていかなければ
ならないと言っていました。
こうやって、
健常者が思う常識と
障碍者が
本当に必要としている事の
ギャップを知ることって
大事ですよね。
やはり普段
漫才を多く生活の中で
耳にしている関西の方が
漫才のニュアンスを
聴覚障碍者の方に
伝えたいという
心遣いが、
常識で省略した
他の業界者の方たちとの
差になったなんて
まるでバトル物の漫画の
優勝の勝因みたいだなと
思いました。
とてもおもしろかったです。
