オードリー・タンが伝えたいメッセージ | パソコン教室アイのブログ

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子どもから大人までプログラミング教えます。

2021年1月30日(土)PM7:00 日本テレビ放送の

 

「世界一受けたい授業 日本に迫る5つの危機!回避スペシャル」で

 

台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タンさんが出演していて、その番組を見ました。

 

今日、本屋さんに行ったら、オードリー・タンさん著の

 

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」

 

 

という本が売られていたので、買って読みました。

 

この本は、5つの話に分かれてて、

 

第一章はコロナ禍での、台湾の、デジタルを使った、素早い対策のことが書かれています。

 

彼が一躍有名となった「マスクマップ」

 

全民保険制度( 国民皆保険制度 )を使って、

 

国民に、マスクの実名販売制を進め、

 

そして、どこの店舗にどれだけのマスクがあるか、

 

在庫がわかる地図アプリを開発し、

 

誰もが安心して、効率的にマスクを購入できるようにしました。

 

これは、政府と、人々との間に

 

重要な信頼関係があったからできたことだと言っています。

 

全民健康保険カードや、クレジットカードによって、本人確認を行い、

 

行政機関のデータとリンクさせるというやり方は、

 

政府と人々との間に信頼関係があったからこそ実現し、

 

このような相互信頼が、

 

社会のデジタル化を推進していくときに不可欠な前提条件になると、

 

オードリー・タンさんは言っています。

 

第二章は、自身の不登校時代の事などが書かれています。

 

14歳で学校に行かなくなり、15歳で、出版社を創業し、18歳でアメリカのシリコンバレーで起業し、

 

ソフトウェアを開発し、33歳で、ビジネスの現場から引退。ということが書いてあります。

 

第三章は、デジタル担当政務委員になったいきさつなどが書いてあります。

 

次に、トランスジェンダーであることで考えるようになった、

 

第四章は、「人を置き去りにしない社会改革の実現」ということが書かれてあります。

 

そして、

 

第五章は、「プログラミング思考 デジタル時代に役立つ「素養」を身につける」

 

ということが書かれています。

 

そこには、日本の多くの小学校や、プログラミング教室でも取り入れている、小学生用

 

ビジュアルプログラミングである「Scratch」のことなど書かれています。

 

台湾では、中学生になると、やや専門的なプログラミング課程を学びますが、

 

小学生の段階では、プログラミングのための素養を育てる課程を重視しており、

 

プログラミング思考の子供を育てるために、

 

「Scratch」で、

 

すべて自分の力で作品を完成させなければならないのでなく、

 

あるものを調整することで、

 

短期間で達成感を得るほうがいいのではないかと思う

 

と書いてあります。

 

とても勉強になるので、よかったら、この本を、読んでみてください。

 

 

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