『母性』
湊かなえ
(本日2度目の投稿)
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前々から湊かなえさんの本を、読みたいと思いつつ、今になってしまった。
「母性」を読んだ感想は、ずばり
よかった、とても面白かった。
私が言うところの「おもしろかった」とは、笑える面白さではなく、
読んでよかった!感動した!また読みたいと思った!・・・
という意味の面白いです。誤解のないように・・。
図書館で、何気なく目にして手に取った本ではあったけど、
当たりでした。
書棚には、湊さんの本が、たくさん並んでいたので、
これからどんどん読める、と思うと楽しみ ワクワク・・。
湊さんの本は、わりと分厚いのが多かったけど、
わりあい読みやすかった。
早くも、ファンになってしまったよ。
「母性」は、ドラマチックな場面が数多くちりばめられていて、
テレビドラマに、なりそうなシュチエーション(シチュエーション?)だと思った。
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『母性』
湊かなえの『母性』は、台風によって幸せを奪われた家族が、苦しみ壊れていく11年間のお話です。
「母の娘でいたい私」と「無償の愛を求めるわたし」、母と娘、2人の主人公がそれぞれ、愛されることを求め、許してほしいと願います。母である「私」は、自身の母に愛されること、認められることが1番の幸せであり、娘ができてもそれは変わらず、母に褒められたいから娘を愛し、母を喜ばせるために娘を育てます。一方、娘の「わたし」は、「愛される=許される」と考え「私」の顔色をうかがいながら心の底では無償の愛を求めるのです。
「母の娘でいたい私」と「無償の愛を求めるわたし」、母と娘、2人の主人公がそれぞれ、愛されることを求め、許してほしいと願います。母である「私」は、自身の母に愛されること、認められることが1番の幸せであり、娘ができてもそれは変わらず、母に褒められたいから娘を愛し、母を喜ばせるために娘を育てます。一方、娘の「わたし」は、「愛される=許される」と考え「私」の顔色をうかがいながら心の底では無償の愛を求めるのです。
あるところで湊かなえさんのお勧め本ベスト10
が載っていたので、書いておいた。
①、告白
②、花の鎖
➂、リバース
④、少女
⑤、山女日記
⑥、贖罪
⑦、望郷
⑧、白ゆき姫殺人事件
⑨、母性
⑩、ユートピア
ならばと、さっそく「告白」をリクエストした、事を告白する。