今日は、渡辺和子さんというシスターのお言葉に、
大変励まされたので、忘れないよう綴りたいと思います。
こうして自分の気持ちを書くのは
結構苦しいのだけど、こころのリハビリに。
病まなければ
聞き得ない慰めの言葉があり
捧げ得ない真実な祈りがあり
感謝し得ない一杯の水があり
見得ない奉仕の天使があり
信じ得ない愛の奇跡があり
下り得ない謙遜の谷があり
登り得ない希望の山頂がある
渡辺さんは、2年間、
うつ病と戦われたご経験をお持ちで、
「なぜ自分がこういう病気で苦しまなければならないのか」
と、神様に向かって不平を思ったこともあったのだそう。
「でも今になって、やはりあの時に病気をいただいたのは運命ではなくて
摂理─神様の温かいお計らいだったのだ、ということがわかるようになりました」
と、おっしゃっていて、わたしも、
こころの底からそう思える日がくるといいなって思う。
きっと良くなる、と信じて生きることの大切さを
教えていただいているような気がします。
運命は冷たい。
だけど、神の摂理は温かい。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。(旧約聖書.伝道者の書3章11節)
病むということは決して歓迎されるものではないけれど、
だからこそ得られる気持ちや景色を大切に、生きていきたいと思う。