今日はずいぶん暖かかったですねきらきら!!

少し夏の匂いがしました。



いつものカフェは、GWの影響で家族連れがたくさんいて、

普遍的な幸せがたくさん広がっていました。

その中に、お父さんと3歳くらいの娘でお茶しているのを発見。

お父さんはちょっとぎこちなくて、

でも、娘に好かれたい一心で、がんばってあやしていました。


そんな2人に元気をもらった~Wハート





さて、お父さんの育児休暇。


6月から「改正育児・介護休業法」が施行になることで、

今までよりは、育児休暇が取りやすくなりそうです。



ニッセイ基礎研究所がまとめた調査によると、

「育休制度を利用したい」と答える男性は31.8%、

男性のおよそ3人に1人は育休取得の希望を持っています。

ですが、実際に育休を取っている男性は圧倒的に少なく、

わずか1.23%(2008年度厚労省調べ)、

女性の90.6%を大幅に下回ります。


男性が育休を取得しなかった主な理由は、

「職場に迷惑がかかる」が50%でトップ、

「取得する必要を感じなかった」(34.9%)、

「家計への影響(給与が減る)」(27.4%)、

その他にも、

「上司や同僚への対応」「制度があることを知らなかった」等があります。



こうした状況を改善しようと、

「改正育児・介護休業法」が施行されるわけです。


主な改正点は、

・1度育休を取得しても、条件内であれば再度取得できる

・取得期間の延長

・妻が専業主婦でも育休中でも、父親は取得できる

など。




また、経済的な問題が取得の足かせになることも少なくありませんが、

「育児休業給付制度」を利用する方法もあります。

こちらの制度も改正され、

改正前の支給額は、

育休中に賃金の最大30%、職場復帰6か月後に20%でしたが、

改正後は、

育休中に賃金の最大50%相当が支給されます。



さらに、民間団体の支援を受けるという手段もあります。

父親の育児を支援しているNPO法人「ファザーリング・ジャパン」は、

生後4~8週間以内に育休を取得した男性を対象に、

企業などの寄付金をもとに月5万円を支給する

「さんきゅーパパプロジェクト」を実施しています。

協賛している企業の製品やサービスも受けられます。





育児に興味のあるお父さんたちよ、

上手に制度を利用して、

どんどん育児休暇を取りましょうニコちゃん





多様化する社会のニーズに答えるため、

国や企業では賄いきれないサービスや価値を、

NPOなどの民間団体が賄っていく社会になるのだろうと思っています。

そして、そのような団体がもっと活躍できる土台づくりをがんばりたいものです。