巨大なキノコ探しのついでに


ピクミンブルームを始めた頃に

末っ子とワンコ嬢と来た事のある

展望台に行って来たよ。





2年ぶりかー。




不登校からの単位不足で

卒業が出来ず、

留年か中退するかと悩んだ


まだ早い春の頃。





コロナさえ無ければ、、 




大学生になったら

好きな国に1年間留学したいという夢は

この時点では絶たれた。



要領の良い子達は

他の手立てで再起を図ったけれど。



末っ子は違った。






ひたすら眠り続け

部屋から出てこなくなった。



もちろんその間大学には一回も行ってない。



結局、どうしようもなくなった時点で

今後の話し合いをすべく

ウチに呼び戻した。



①中退→高卒で就職

②頑張って大学を卒業する!



大学は卒業した方が

良いのは分かってる。

だけど、、

やり遂げる

自信が無いんだよね。



力無くそう呟く末っ子を見ると

正直、無理矢理中退させて

就職させても

上手く行くようには見えなかったな。



それでも

毎朝8時には起こして

ご飯を食べてワンコ嬢とお散歩。



ついでに

こちらで就職するなら

絶対に必要な運転免許証。


これだけは

説得して合宿免許で取得させた。



ワンコ嬢とのお散歩は

末っ子の自動車の練習も兼ねて

色んな所に行った。



その時、ここにも来たんだ。



わぁ。

懐かしい〜。

あの時以来だねぇ。


あの時ね。

先が全く見えなくて

お母さんは内心辛かったよ。



うん。

今だから笑えるけど、、

大変だったよね。 



何かが変わったとするならば、、


自動車免許の合宿なのかな。


小さな事だけど

やり遂げられたという事実が

末っ子の自信に繋がったのだと思う。




ある日


やっぱり大学は卒業したい。

だから

もう一年お願いします。


そう宣言したんだよね。



ウチに来てからの

末っ子の無気力な様子を見ていて

あの頃の私は

末っ子の力を全く信じられなくて。



何かあったらすぐに助けられるように

ずーっと手元に置いておこうかなって

思い始めていたの。


だから、


もう一年頑張るって言われた時は

本当にびっくりしたよ。





四年生とは言え

三年時からの単位不足が祟って

月〜金曜日までしっかり授業はあったし、

一限目からのフルコマとか

あったけどさネガティブ



そんなだから

授業が忙しくて

就活には専念できないと

心配していだんだけど、、


わりとすぐに希望の会社にご縁が繋がって。




一安心かと思いきや


今度は


真面目さゆえに

最後に来て

卒論が納得いく仕上がりにならなくて

逃亡しようとしたりしたけどさネガティブネガティブネガティブ

ほとんど出来ているから

この際それで良いから出せ💢って

教授に泣きつかれてたよゲロー



本当に

あの時は今の状況は想像出来なかったな。



今は今で

末っ子には色々思う所はあるけれど。




それでも

前進してるんだよね。








元気にワンコ嬢と

展望台のてっぺんまで

駆け上がる末っ子を見て




ふとそんな事を思い出しちゃいました。