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冷凍食品をメーカーで選ぶ
どのような分野においても、メーカーが複数存在している場合は、競争が生まれ、そして比較が行われます。
各メーカー、様々なコンセプトの中で商品を開発、販売するため、同じ種類の物であっても、その質や特色には大きな違いが生まれるのです。
そして、これらのメーカーの数が多い分野は、競争が激化し、切磋琢磨するため、必然的に全体の質が上がります。

これは、冷凍食品に関しても例外ではありません。
冷凍食品を製造しているメーカーは数多くあり、日々競い合うことで品質は常に進歩しています。
特に、冷凍保存技術に関しては、10年前、20年前と比較すると、飛躍的な進化を遂げたといえるでしょう。
そういう意味では、メーカーが増えるということは、消費者にとっても歓迎すべきことです。



ただ、メーカーが多くなりすぎたことによる弊害もあります。
冷凍商品にできる料理や食材はどうしても限られており、あまりにも色々なメーカーが参入したことで、ひとつの種類の食べ物に対し、かなり多くの商品が存在することとなり、選ぶのに苦労するという状況が生まれたことです。
たとえば、男性に人気の高いチャーハンですが、主要メーカーが各々、それも複数の種類を販売しているため、かなり数多くの商品が市販されており、どれを選ぶか決めるだけで、相当時間が掛かります。
既にお目当ての商品があれば問題ありませんが、そうでない場合は、どの商品が美味しいのか、あるいは高品質なのか等という点で迷ってしまうのです。

それを解消するためには、どのメーカーにどんな特色があって、どの食品に力を入れているかということを知っておく必要があります。
各冷凍食品メーカーの特徴を捉え、買うべき商品を迷わず決められるようにしておきましょう。

冷凍食品で見る男性と女性の違い
「よくお世話になるおかず系冷凍食品」ランキングに続き、gooのランキングをもうひとつ紹介します。
それは「常備しておきたいと思う冷凍食品」ランキングです。
基本的に意味合いとしては同じですが、ひとつ違う点は、こちらには「男性版」と「女性版」があることです。
男性の好む冷凍食品と、女性の好む冷凍食品では、どんな違いがあるのでしょう。

まず男性版ですが、10位にフライドポテト、9位にコロッケ、4位に唐揚と、揚げ物が比較的多いランキングになっています。
また、ピザや海老ピラフなどもそうですが、「味が濃く、満足感のある食品」が際立った強さを見せているというのが特徴です。
5位に枝豆が入っている点も注目ですね。
お酒のつまみの定番として、高い人気を集めています。
上位TOP3は、チャーハン、うどん、焼きおにぎりと炭水化物系が独占しています。



女性版では「うどん」がトップ。
チャーハンは16位と低く、求めるものの違いが明確といえます。
意外と揚げ物も強く、2位にフライドポテト、5位に唐揚、9位にコロッケがランクイン。
カロリー志向という印象が強い女性ですが、実はそうでもないことがわかります。

その一方で、3位に「ミックスベジタブル」がランクインしている点も無視できない特徴です。
しっかりと食べつつ、野菜も摂取したいという明確な意図が見てとれます。

冷凍食品からわかる男女の食に対する意識の違いは、男性が「しっかりと食べたい」、女性が「手軽に食べたい」という点です。
男性の上位が主食独占なのに対し、女性の上位は4位の枝豆も含め、間食などでも食べられる物が多いことがわかります。
人気の冷凍食品は
生産量上位の商品が実際に人気が高いかというと、実はそうとは限りません。
ここでは、それを証明するひとつのデータを見ていきましょう。
gooが行ったアンケート「よくお世話になるおかず系冷凍食品」のランキングを見ていきます。

10位にはカツ、9位には魚のフライと揚げ物系がランクイン。
カツは生産量5位なので、それと比べると人気面ではやや下回っていることがわかります。
反対に、魚のフライはコスト面やあっさり系の味が受け、上位に入りました。

8位はたこ焼き、7位はハンバーグ。
このあたりは生産量とほとんど同じ順位で、供給と満足度のバランスが安定していることをうかがわせます。

6位はポテトフライ、5位はコロッケ。
ともに揚げ物の定番ですが、生産量No.1のコロッケはここにランクイン。
際立って好き、という人はそう多くない一方で、あれば食べるという人が多い食品という印象なので、ある意味妥当な結果かもしれません。
一方、ポテトは子供の人気がかなり高いようですね。

4位はシューマイ。
3位は「その他」なのでとばし、2位は餃子です。
この二つは冷凍保存との相性が抜群で、ある意味冷凍食品の代名詞ともいえる存在です。
冷凍技術が発達する以前でも美味しく食べられた食品なので、幅広い層、特に高齢層から高い人気を集めています。

そして、栄えある1位は「唐揚」。
生産量では20位ですが、人気面では堂々のトップです。
唐揚自体が非常に人気の高い食品であることが大きく影響している結果でしょう。
そして何より、近年の技術で食感が飛躍的によくなったことも愛されている要因です。