この報道にはビックリ、ガッカリ(+_+)、

以下は上記の報道の全文です。

 

 鹿児島県警は12日、酒気帯び運転をしたとして、県警南さつま署の巡査長(30歳代)を停職1か月の懲戒処分とした。 【写真】鹿児島県警の野川明輝本部長

鹿児島県警察本部

 発表によると、巡査長は3月9日午前、同県南さつま市の自宅から同署へ自家用車で出勤。署での簡易アルコール検査で基準値を上回り、飲酒検知でも基準値を超えるアルコール分が検出された。前日夜に自宅で500ミリ・リットルのビールや発泡酒を3、4本飲んだという。巡査長は「アルコールが残っているとは思わなかった」と話しているという。

 県警は5月13日付で、巡査長を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで鹿児島地検知覧支部に書類送検。同支部は同24日付で「起訴するに足りる証拠がなかった」として不起訴とした。

 県警では、前生活安全部長が内部文書を漏えいしたとして国家公務員法(守秘義務)違反で起訴されるなど不祥事が相次いでいる。

・・・・・・・・・・・・・以上

 

 

一体何なんだ、この報道は?

警察発表をまんま広報しただけかい?

 

上記の記事を時系列で整理すると以下の通りだ。

 

 

●巡査長は3月9日午前、同県南さつま市の自宅から同署へ自家用車で出勤。署での簡易アルコール検査で基準値を上回り、飲酒検知でも基準値を超えるアルコール分が検出された。

前日夜に自宅で500ミリ・リットルのビールや発泡酒を3、4本飲んだ

 

●県警は5月13日付で、巡査長を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで鹿児島地検知覧支部に書類送検。

 

●同支部は同24日付で「起訴するに足りる証拠がなかった」として不起訴とした。

 

●鹿児島県警は(7月?)12日、酒気帯び運転をしたとして、県警南さつま署の巡査長(30歳代)を停職1か月の懲戒処分とした。

・・・・・・・・・・・

 

疑問は、

1、そもそも事件発生は3月9日だ。

  書類送検の5月13日までの間には、本田氏の告発事案もあった。

  2か月以上も書類送検にかかるような不祥事か?

  最初は内部で公開せずに処理しよう(いつもの不祥事隠蔽)とでもしていたのか    と疑いたくなるけどね。

 

2、「起訴するに足りる証拠がなかった」として不起訴とした。って何?

  飲酒検知でも基準値を 超えるアルコール分が検出された。

  ということは、ちゃんと機械で測定し、データーもあるはずだし、それが何故

  証拠不十分ということになるのだ?

 

  どんな証拠があれば起訴できたのだ?

  警察はわざと不十分な証拠しか残さなかったのか?

  2か月もありながら、いったいどんな証拠を基に書類送検したんだ?

 

  不起訴になった「証拠不十分」はいったい誰が責任取るんだ?

 

3、「不起訴」をいいことに、処分は停職1か月で済ませたわけか?

 

  ふざけんじゃないよ!

     普通の会社員や公務員が飲酒運転で引っかかたら、どんだけ制裁されると思って         んだ。

    学校の先生とか役場の職員だったら大変だ。

 それなのに、取り締まる側の警察官が飲酒運転で、停職1か月で済むんだね。

 

 

まあ、確かに自宅から職場までの飲酒運転で、職場内のチェックで露見という、情けない顛末ではあるけど、朝の取り締まりに引っかかった民間人なら、こんな微罪では済まない話じゃないのかなあ・・・。

 

身内には、できるだけ穏便にという特有の配慮でもした結果が「証拠不十分」なんですかね。ありえない話だと思うけどね。

これって、今じゃ日常となった、警察と検察の慣れ合いの「出来レース」ですよね?

 

フーセン検査みたいな飲酒運転の測定結果は、「証拠不十分」なものなんでしょうか?

 

 

そもそもだが、鹿児島県庁記者クラブの記者って、ただのスピーカーなのか?

なにも疑問持たない阿呆なのか?

 

やる気なしの忖度報道やってれば、たまにはいい特ダネ情報を警察は漏洩してくれるのかな?

いい職場だね、昼寝していても務まりそうだ。

 

 

そして相変わらず、記事の最後にはこのフレーズだ。

印象操作そのものだろう。

 

県警では、前生活安全部長が内部文書を漏えいしたとして国家公務員法(守秘義務)違反で起訴されるなど不祥事が相次いでいる。

 

本田前生活安全部長の告発は、不祥事だとさ。

公益通報者を保護するどころか犯人として「逮捕」!を正当化したい県警側の思惑通りのキャッチコピーの垂れ流しに加担だね。

恥ずかしくないのか?