昨日の以下の記事は、小池氏の学歴詐称問題での決定打になったような気がするけどな・・・
内容は、関係者しか知らない事実もあるし、全く学業の経過と矛盾しない話だし。
実際、彼女がアラビア語をとても大学卒業したとは言えないほど、書けない、話せないということまで暴露している。
嘘だというなら小池氏自身がアラビア語でフリートーキングをやればいいだけの話でしょう。
まだ、読んでいない人は是非とも一読を。
確かに、学歴がどうであろうとちゃんと立派な政治、行政をしてくれていれば、問題にすることもないという意見は当然あるが、
この間、彼女は卒業は事実として、卒業証書も出したし、カイロ大学からの卒業してますと言う声明文を、エジプト大使館のフェイスブックに載せてもらったりもしているわけで、この会見の内容が真実なら、学歴詐称と言う不正を政治の力を借りて隠蔽しようとしてきたということになる。
ハッキリ言って、嘘ならば、こんな嘘つきが都政のトップであっていいのかと言うことだ。
ただのちょっとした学歴詐称と言うような話では全くないということ。
それに、実際の政治的な動きでも、結局政権与党に擦り寄ってしまっていることも事実だろう。
今日は出馬表明のようだが、マスコミはこの問題をちゃんと報道するんだろうか?
流れとして、蓮舫氏の二重国籍問題を持ち出して、小池氏の学歴詐称とどっちもどっちみたいな話にしてしまおうとしているようだが、二重国籍問題とは質が全く違う。
以下が二重国籍問題を指摘する評論家の八幡氏の記事なんだが・・・、事実関係とこの問題に関する筆者の主張を見てみた。
(上記から引用)
「・・誕生時の戸籍法では父親の国籍にされたから、台湾(中華民国)籍の謝蓮舫だった。ところが、17歳のとき国籍法の改正で、22歳までに両親どちらかの国籍を選択する条件のもとで、母親の日本国籍を取得できるようになり、それを行使して合法的な二重国籍になった。「帰化」と選挙公報に書いたが、法律用語としては間違いで、「国籍取得」だった。…」以上
つまり、この時点では合法的な二重国籍だったわけで、何も問題は無いはずだ。
そして、本人が選挙公報に日本に帰化と書いたとしても、それは法律用語としては間違いなのかどうかは知らないが、日本に帰化したという認識であったということで、その時点での選挙公報への「帰化」という記載が、法的に問題になった、と言うことではなさそうだけどね。
この時点での二重国籍が法的に合法だったのなら、なぜそれをあげつらうんだろう?
しかも、さらにいろいろと追及されているが・・
結局は、以下のような決着を見ていると書いてある。
「・・・そして事態は意外な解決を迎えた。10月15日になって、蓮舫氏は9月23日に台湾の国籍離脱証明書を目黒区役所にもって行って戸籍法に定める国籍選択としようとしたが、台湾と国交がないことを理由に「国籍選択宣言」の方法を選ぶように求められ手続きをしたと言ったのである(のちに10月7日だと判明)。
ここに至って、17歳から22歳までは合法的な二重国籍者だった蓮舫氏は、その後は法に定められた「日本国籍の選択」と「台湾籍からの離脱」のどちらもしていない「法的義務に反した」二重国籍者だったことが判明したのである。言い方を変えれば、10月7日までは、台湾人が日本国籍もあわせ取っただけだったのである。
ここまで嘘が連鎖して、ばれる度に違う説明をしたとなると、上記の説明すら信じてもらえない。
そこで、追い詰められた蓮舫氏は、翌年の7月18日、日本国籍選択宣言日を「平成28年10月7日」と明記された戸籍謄本の複写の一部、2016年9月13日付発行の台湾籍の「国籍喪失許可証書」、離脱手続きのために提出した台湾の旅券などを公開した・・・」以上。
事実経過だけを以上の文言から、ちゃんと見ればいいだけだ。
蓮舫氏は手続きをして、台湾の国籍離脱証明書を区役所に持っていったら、国交がないことを理由に、別の手続きをしろと言われた。
だから翌年までに、言われたようにちゃんと手続きをして、それを公開している。
だって、以下のように書かれてありますからね。
「台湾の国籍離脱証明書を目黒区役所にもって行って戸籍法に定める国籍選択としようとしたが、台湾と国交がないことを理由に「国籍選択宣言」の方法を選ぶように求められ手続きをしたと言ったのである」
「翌年の7月18日、日本国籍選択宣言日を「平成28年10月7日」と明記された戸籍謄本の複写の一部、2016年9月13日付発行の台湾籍の「国籍喪失許可証書」、離脱手続きのために提出した台湾の旅券などを公開した」
不思議なのは、八幡氏は上記の事実はそのままにしておいて、これ以降も二重国籍だとして、いろいろと疑問とか書いているんだけど、
既に役所が言うように、蓮舫氏は「国籍選択宣言」の方法で台湾籍の「国籍抄出許可証」も役所に出しているのに、なぜ今でも二重国籍者だと言えるのか?
私には全く理解不能だけどなあ・・
役所が言うようにちゃんと手続きしたのに、そのことにはもう触れずに、なぜ今でも二重国籍を疑い続けられる理由って、一体なんですか?
これ以上しなければならない法的手続きがあるとでも言うのか?
台湾とは国交がないから、実はまだ台湾から再度パスポートもらってるんじゃないのか?とか考えているとしたら、それはゲスの考えじゃないの?
実は私は過去に、この八幡氏を仕事の関係で、文化講演会の講師として招いたこともありますが、普通にちゃんとした講演をしてもらった記憶がありました。
しかし、別に政府や特定の政党とかに対して批判的とかそういう「政治的な雰囲気」などは当然なかったのですが、まさか、二重国籍問題での追及の第一人者になっていたとはビックリでした・-・(◎_◎;)
しかも、その追及されているこの文書を見て、正直、情けなくなりましたね。
「長いもには巻かれろ、そうしないと講演のお呼びがかからなくなるよ」という業界にありそうな背後からの声が聞こえたような・・
あれ?私がついゲスの勘繰りをしてしまった・・・m(__)m