7月7日日曜日、せっかくの梅雨の晴れ間になりそうだったので、高野山に行ってみた。
電車などではかなりの時間がかかりそうだが、車だと高野山内の駐車場は無料ということもあり、早めに出ればこの時期ならOKだろうと想定。

朝7時前に出発。奈良市街を出たとこで京奈和自動車道に乗る。これは建設中で高野山の入り口ICまで無料区間がず~と続いているのだった。

自宅から高野山まで100kmだが、なんと1時間50分足らずで、8時40分には金剛峰寺そばの観光センターの駐車場に到着。

まずは弘法大師が高野山を創建した最初の場所である壇上伽藍へ。
東塔から根本大塔
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六角経蔵は下の張り出している棒を押すと回転するのだ。
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開山に縁のあった神社を集めた御社前から西塔を見る。
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杉がでかい。
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三鈷の松と根本大塔
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とにかく想像以上の規模と建物の多さに驚いた。
それぞれにご本尊が祭ってあり、中には僧侶が読経しているのもあった。
ただ、扉は開かれてはおらず、四角に開いてある「のぞき窓」から辛うじて中が見えるだけなのにはちょっとビックリした。
根本大塔だけは中に入れたが拝観料200円だった。

池の中の島にも社がある。
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蛇腹道を戻り金剛峰寺へ
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金剛峰寺は檜皮葺きの建物で総本山らしい風格があった。
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ここには石庭や襖絵など見どころもあるのだが、壇上伽藍に圧倒されてそのことを忘れていたので、建物見ただけで、奥の院へ向かってしまった。

奥の院とは弘法大師の御廟がある聖域だ。
一の橋から参道が1.6km続いているのだが、参道の両側が墓地になっているとは知らなかった。
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江戸時代の各地の歴代藩主とか陸軍や海軍の各部隊やパナソニックや仁丹や江崎グリコなどの有名企業もあれば赤穂浪士と浅野内匠頭の墓などもあり、奥の院そばには歴代天皇陵まであるのだ。
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奥の院は撮影禁止なので御廟橋の外から一枚だけ。
御廟前の灯篭堂では読経があっていた。
さすがに私も御廟に線香と燈明をあげたのだった。
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御影橋のそばには水向け地蔵があり、祖先の霊を供養できるとか。

来た道を戻り、昼食は高野山名物のゴマ豆腐の精進料理。
なかなかに美味しかったです。
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この後、霊宝殿という宝物収蔵庫を見学したが、正直圧倒されました。
カメラ不可なので写真はないが、快慶作の四天王など必見ですね。
満足しました。

帰りは来た道を戻り、途中奈良市内で渋滞につかまりましたが2時間10分で帰れました。無料区間万歳です。

歩数は1万5千歩でした。
同じく山上にあるとはいえ吉野山が本当に狭い尾根上にあるのと違い、高野山は周囲の山に囲まれた地形にあり規模が違いすぎると感じた。
どちらも昔の人と宗教の力には脱帽ですね。