16日の日曜日は桜で有名な吉野山へ。
京田辺からは近鉄で2時間弱で行けます。
橿原神宮からは急行なのに各駅停車になってしまうのが痛いけど、わざわざ特急料金を出すほどじゃない。

吉野駅に着くと駅を出たらすぐ目の前にあるケーブル駅に行きケーブルカーに乗る。
かわいい小さなケーブルカーで途中の支柱2本で上の駅に着いてしまうほど短いので帰りは徒歩ですね。
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上に着くと外に出たところにバス停があり、吉野山の奥の院である金峰神社へまずバスで行って、そこから下山していくこととした。
待つことなくバスが到着。マイクロバスです。なぜなら道が狭いから。
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ケーブルの客は私を含めて3人だったが、マイクロバスは私一人だった。
日曜日より土曜日の方が客が多いそうで、昨日土曜日は一日で33人の乗客だったと運転手さんが言っていた。
桜の時期は想像を絶する混雑らしいが、狭い尾根にある道路沿いにお店やお寺があるわけで車の離合さえ容易わけじゃないのだから、混雑するわけだ。

20分ほどかけて狭い山道(ほぼ一方通行になっている)を上って、吉野山の頂上近くの奧千本口に到着。
金峰神社の入り口は修行門なのです。ここは大峰山への修験道-大峰奧駈道の入り口なのだ。
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先週の鞍馬の続きで、ここにも義経の足跡がある。
義経隠れ塔
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世界遺産なのだが、金峰神社は小さな神社だった。
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次の世界遺産、吉野水分神社へ狭い山道をどんどん降りていく。
途中の高城山展望台にも寄ってみたが桜の木が成長し展望を遮っていた。

水分神社は古さと格式が微妙に調和して、独特の雰囲気があった。
狭い尾根という場所柄か門を入るとコの字型の建物配置だった。
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さらに下っていくと花矢倉という展望台がある。
金峰山蔵王堂までの視界が開ける。
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途中、竹林院の庭園も見てみた。太閤の吉野の花見に合わせて千利休が作った庭だそうな。二本の枝垂れ桜の大木が開花時の華やかさを想像させます。

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昼食を済ませて。12時半にやっと蔵王堂へ。
さすがにでかい。
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ここは南北朝時代に南朝が置かれたところです。

霊験あらたかなと言われる脳天大神にボケない様にお参りしない手はないと、急坂の階段数百段もいとわず行ってみた。
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丁度勤行が始まったのでしばらくお祈りした。お参りする人たちが多かった。
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登り返すのは。さすがにしんどかったです。
これを登れるなら、いましばらくは脳溢血など心配しなくてもいいよねとか思いつつ、やっとこさ戻りました。

喉が渇いたので、名物の葛でできたアイスをいただきました。
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予定通りケーブルには乗らず、七曲の坂を下るとアジサイが咲いていました。
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