読書の秋ですね。
自分の子供には読書好きになってもらいたい。
そのために”読み聞かせ”をするお母さん多いと思います。
でも、それだけではなかなか読書好きに子供はならないのを知ってましたか?
本好きになってもらうために大切なことそれは
体感(体験)学習 です。
それは何故か?って何故ですか鶴田先生!?
「例えば子供に絵本を読んであげたときに”海”を見たことがなかったら、その絵本を楽しいと思うかな?」
どんなのだろう?と思うか。知らないと思って話自体を聞かないか。
「そうだね。全く見た事さえないものを想像しなさいと言われても、リアリティが感じられないよね?」
確かに!実際に幼少期に絵本で海の中のお話しを読んであげたときに、海や海中、波なんかをどう説明していいか悩んだことがあります!
プールよりずっとずっと広いんだよ。とは説明できても”波”や”海中”を子供が分るように説明するの事が出来なくて。早く海に連れて行かなきゃと思いました!
「実際にその場に立って、風を感じるから”波”を体感出来るんだよね。テレビでは得られない学習だよね。」
広い海を見て、鳥が飛んで貝や魚が住んでいることを体感することで、
『崖の上のポニョ』が海の中に住んでいる姿や『竜宮城』のお話しが”面白い”と感じるようになるんですね。
色々な経験が本の世界を身近にすると言う事ですね。
でも、具体的な経験には限界があると思うんですが。。。
「もちろん沢山の事を経験するに越したことはないけれど
そのものズバリを知らなくても近いものでも実際に見たり触れたり体験することが必要だね。」
南国の人が”雨”を知っていても”雪”は知らない。けど空から降って来るものが「水」ではなくて「白くて冷たいもの」という情報が入ればなんとなく想像が付きそうですもんね。
「幼少期の外遊びというのは体を丈夫にするだけではなく、体感学習の大きなもとになるんだよ。
そこで色々な体験や体感をした事が少しずつ知識としてつながってきて、その上に”想像力”が乗って来るんだね。」
肌身でいろいろなことを見て感じて体験し体感するのは小さいうちだからこそ大切なんですね。
「あと本を読ませたいなら本棚に本を置かない事だね。」
本棚に置くと読まなくなっちゃんですか?
「本を手に取りやすいところに放っておくんだよ。おもちゃと同じようにポイッとね。すると、子供はおもちゃと同じように手に取りやすくページもめくりやすいんだ」
そうですね!うちの子も絵本が平積みになって適当においてある場所のものは気楽にとって読んでました、きれいに並ばせた本棚のものは存在さえ気が付いていないみたいでした!
ママがきれいになる勉強の3つのポイント
体感(体験)学習
ママに本を読んでもらっても、子供は書いてある情報が身近でなければ、想像が出来ない。本の中に書いてある感情が分かるためには感情学習を。具体的な話の中身を理解するためには肌身で様々なことを体感し体験する体感学習が必要不可欠。
外遊びも学習のひとつ
全ての事を体験すると言う事は難しい。でも、外でいろいろな遊びを五感を使って遊ぶことで、体験学習の大きなもとになる。色々な経験が知識となり少しずつ蓄積され想像力につながっていく。
本棚に本をしまわない
子供が手に取りやすいように”ポイッ”と本を机や床に置いておくことで本に対するハードルが下がる。子供がページを自分でめくれるように雑然とした状態でおもちゃと同じように触れやすいようにしてあげよう。
読み聞かせもまた、親子の楽しい時間のひと時を過ごすという意味では大きな体感につながるのかもしれませんね。
我が子が好きになった本の中に
『しろくまちゃんのホットケーキ』 がありました。
しろくまちゃんとお母さんがホットケーキを焼く工程が面白く、
「ぽたぁん」「まぁだまぁだ」とホットケーキ屋さんごっこを繰り返ししていたことが懐かしいです。
実際に親子でホットケーキを焼くと、絵本通りにいかなかったり、その通りだったりと
はしゃぎながら作ったことを思い出します。
これも体験学習の一つだったんだなと改めて感じます。
なかなか本を自分から読まないなとやきもきしていた時期もあったけど
小学校に入学したころにはすっかり本好きになってくれました。
もちろん難しい本ではないですが(笑)
勉強や本を好きになってもらうためには焦らずゆっくりが必要なことかもしれませんね。