6月中旬ヤンキーくんが消えました

閉店時出前下げに行ったヤンキー君が戻って来て居ないことが分かり連絡しても反応がなく

心配いしていたらレジのお金がないことに店長が気がついて

持ち逃げしたんだろうと言うことになったのですが

社長がお店に来ると俺が共犯で逃したんじゃないかと言い始めました

最近俺と仲良かった事も知ってのことだと思います

もちろん俺はそんなん事してません

店長も弁解してくれたんですが

社長はそれを聞いても俺の潔白は証明されず

もちろん共犯ていう証拠もないのですが

社長が正義の会社だったので俺は実質クビと言う自主退社しました。

その日の社長から3日以内に出ていくように言われました

 

とりあえず次の日の朝母に連絡して事情を説明して帰る事を伝えました

母は納得せず社長に電話してくれたようですが

結果は変わらずのようで折返しかかって来た電話で帰ってきなさい

って一言だけでした。

 

その日は荷造りをして新聞屋さんのお姉さんに今回の事を伝えに行くと皆怒ってくれたけど

こんな所で働く気にはもうなれないから気にしないで

お別れは寂しいしこんな俺の事をかわいがってくれたことに感謝を伝えて帰りました。

 

お店に戻って荷物の再確認と準備してその日は終わりました

次の日荷物を宅配業者に頼んで俺もお店を出ました。

お店の皆は見えなくなるまで手を降ってくれました

最後に本店に顔を出して挨拶を済ませ電車に乗りました

地元に着くと姉が車で迎えに来てくれて居て

家まで送ってくれました。

17歳の夏無職になりました。

 

 

ヤンキーくんが盗んだ金額は5万円

多い少ない関係なく犯罪なわけですが

俺たった5万で無職になるなんて思って居ませんでしたよ

給料は手渡し制度だったのですが

俺が本店に寄ったのは給料をもらうのもあって寄ったんです

共犯の証拠はなかったので俺の給料から引かれることはなかったのが救いでした

今思うとこれ逆に訴えたらなんかしらの犯罪に出来たんじゃないかと思います

 

 

 

 

実家に帰ると連絡してから3日しかなかったのに布団やらテレビやら用意してくれてました。

でも、一番欲しかったのはクーラーでした。。。

贅沢なお願いですけどね。

当時17歳の頃の夏って今と比べると涼しかったですよね。

なのでまだ耐えられる暑さだったので扇風機で過ごしてました

 

帰ってき数日は久しぶりのゆっくりした休みな気がしてだらだらとしながらハローワークに足を運んだりしてました。

ある日先輩に誘われてご飯を行くことになりました。

そこは都内で有名なラーメン屋さんで修行した人のお店で

暖簾分けって言うんですかね?そこに行くと昼の時間って事もありすごい行列ができるお店でした

お店に入ると活気のある店員さんがお店の前で接客をしてました

食券を買うとそのスタッフが声を出して中のスタッフに注文を伝え食券を渡す

今ではどこでも当たり前のシステムですがそのときは初めて見たのもあり新鮮で

いいなと思いました。

帰り際スタッフ募集の紙を見て家に着くなり電話してました。

後日担当から連絡しますと言われ電話番号を伝えると

次の日の夕方連絡がありました。

来れるなら今日でもいいと言われたので

膳は急げと思い行けますと伝えて

2時間後にはお店で面接してました。

お店の二階が休憩室になっていたのでそこで面接になりました。

聞かれた事は正直覚えてないけどその場で合格を貰っていつから来れるかと言われました。

もちろん、いつからでもだったのでそれを伝えると

制服(Tシャツ)の準備もあるから明後日からと言われ

準備するものは特にないから当日気をつけて来るようにだけ言われました。

 

 

今回はここまでです

この辺の記憶が結構曖昧で濁したり飛ばしたりがあるかと思いますが

ご了承ください。

ではおやすみなさい