5月27〜30日

北海道議会・農政委員会の道外調査で大阪府、兵庫県、岡山県を訪れました。

🔵27日は、西日本最大の卸売市場で、大果大阪青果(株)様を視察しました。

北海道産の農作物がトラックや鉄道貨物などによって流通しています。



十勝の長いもがありました。

やはり北海道産の農作物はブランド力が高いそうです。今年はキャベツなどが高騰しています。産地における不作で驚くほどの高値です😞




🔵28日は大阪府阪南市にある大手お菓子製造会社の「青木松風庵」様で、ここでは北海道産の小豆🫘などが使われています。主に十勝産が多く、おいしい和菓子をつくるために一切の妥協をしない企業です。


ミルク饅頭の月化粧が主力商品であり、北海道産のいんげん豆「大手亡」と「白金時」の2種類の豆をブレンドした白餡の中に、練乳と北海道産バターを入れて炊き上げた自家製餡を包み、しっとりと焼き上げています。2023年4月、モンドセレクション最高金賞を10年連続受賞した大阪の銘菓です。



🔵続いて(株)キンレイ大阪工場を視察しました。

こちらの会社では北海道産の小麦🌾を使い、うどんなどの麺類が製造されています。

コロナで巣篭もり需要が増えたここ近年、食料品などの物価高騰も相まって、家庭で手軽に作れる鍋焼きうどんなどの冷凍食品の売り上げが、かなり伸びているそうです。


🔵29日は日清製粉東灘工場を視察し、小麦🌾の特性や物流などについてお話を伺い、工場見学もさせていただきました。





🔵午後からは岡山県に移動して、(有)岡山県農商様で農福連携施設を視察しました。




平成11年に知的障がい者の雇用を開始し、その後、複数の障がい福祉サービス事業所を開設され、現在、自社施設のA型利用者58名、B型利用者25名を雇用しています。

青ネギとミニトマト🍅を通年栽培できる地域性を活かした素晴らしい取り組みです。

障がい者の方は仕事の達成感を感じながら一定の収入もあることで症状の改善も確認されているとのことです。

北海道は紛れもなく日本の食料基地であることを実感しました。これからの農政課題の解決を行いながら、北海道農業が持続可能であるためにしっかりと取り組んでまいります。