身体の声って何でしょう?
日頃、意識して、身体の声に耳を向けている方は、
ふむふむ。そうそう。身体の声を聴かないとね。
と、思うと思います。
でも、身体の声を聴いたことない、という方は、それ何?と思いますね。
身体が喋るの?って。
身体の声を聴くとは、身体を感じること。
私は、いつもこんな風に、身体の声に耳を傾けています。
①仰向けになって楽にする。(自分で自分を楽にする)
楽って何でしょうね。
仰向けが不快な方もいらっしゃいます。
首が痛いとか、膝が伸びないとか、腰が痛いとか。
仰向けになってリラックス出来たらどんなに心地よいでしょう。
②呼吸が浅くなっていたら、プレシャスソマティクスの、腹部の筋肉のコントロールのプログラムを行う。
ついでに、背中・脇もコントロールして、バランスを整えます。
③自分の感情に気づき、その言い分に耳を傾ける。
つい、反射的に「いいよ。」とか、つい反射的に笑顔!とかになっていませんか。いつもの癖で、本当は嫌なのに、いいよと笑ってしまう。日本人で昭和の人ならば、誰でも思い当たるのではないでしょうか。こんな時、どこかの筋肉は反射的に拒絶反応を起こしています。首が凝るとか、お腹側が凝るとか、どこかがきゅっと緊張しているのではないでしょうか。しかし、それさえも気づかないほど、身体の感じ方を忘れてしまっている可能性もあります。なので、出来るだけ気を付けて、反射的に返事をせず、身体(筋肉の収縮具合など)と相談しながら返事をするように、私は、心がけています。(以前は、ずいぶん反射的でしたので・・・)
まだ、他にもありますが、私はいつも、このように身体の声を聴いています。
快適な身体は、気持ちも調子よくなりますよね。
でも、調子よくって?何??
いつも元気もりもり!前向き!が調子いいではありません。
呼吸も、吸って吐くから調子いいわけで、
筋肉も、収縮してリラックスするから調子いいわけで、
人間も、元気に動き回り、しっかり休むから調子いいわけです。
どちらかに偏り過ぎているなと感じたら、ちゃんと調整できる力。
いつも真ん中に戻してくる力が必要です。
そんな自己調整力は、生涯、快適に過ごすために、とても必要だと思います。
自己調整力を邪魔するのが、
頭で考えることです。
私たちは、い~ぱい知識を詰め込むことに慣れていますので、
自分で感じて、考えて、動くことが苦手。
正しい知識はどれ?
間違いはどれ?
偉い人に教えてもらいたいのです。
これは何回すればよいですか?
いつすればよいですか?
吐くのが先?吸うのが先?
と、正しい答え以外は間違いだと、恐怖を持っていますよね。
吐くのが先か吸うのが先か、そんなの自分で決めればいいじゃないですか。と、私は、思います。
なんて、偉そうに言っている私も、ひたすら正しい答えを追い求める‘‘さまよい族‘‘でしたから、、、、よくわかります。
頭で考えたことや、
どこかのもっともらしい情報は、場合によっては、邪魔なだけ。
自分で感じて、自分の頭で考えて、自分でやってみる。そして、また感じる。
その中にしか、自分の答えは無いのではないでしょうか。
誰かに教えてもらって鵜呑みにするのは、ちょっと違うかなと思います。
そんな意味でも、
私がお伝えしている
プレシャスソマティクスのエクササイズは、
自分の身体の声を聴く力。自己調整力を高めるのに、とても良いエクササイズだと思います。
ぜひ、試してみてくださいね
薫YOGAライン@