あなたに、花を咲かせます




文末の言葉




今は亡き 「死に花」ではなく

「 眠りの花」を咲かせてしまった



私と似た気質を持つ



今は、もう眠っている

私の大切な人の心の安らぎになりますように



あなたに花を咲かせます



いつだか、書いた



あなたとは、私でもある

私とは、あなたでもある





私の、この感覚の繋がりは


「 自生」と 「自死」


この言葉が、対になる言葉だと

気がついた瞬間


私は、怖くなったんだ



自分の感覚が



あまりにも、「自生する花が好き」と

私は、昔からよく言葉に出していた



それは、私が生まれ持つ気質に

それに人は遺伝子が加わるかのように


この遺伝子で、これを気づかせないように


「 自死」


この 反対の言葉を


「 自生する花が好き」だと


常に念仏のように

口に出す事をしていたのかも


これは、しれない








その 夢の話



「 お前は、眠りの花を咲かせてはいがん」


お前の役目は、眠りの花を咲かす事でなく


眠りの花を見つけたら

そっと 優しく起こすんだ









真昼の月を、見上げながら

私は考えていたんだ



そっと 優しく起こす?







ねむの木と月に、遠近感を感じながら



焦点を合わせるが、如く






自分の中に存在している感覚を感じた






そっと 優しく起こす




おじぎ草は、触られると

自分を守る為に、防護反応から

記憶能力があり、葉を閉じる草




そして 一年草



この おじぎ草から学ぶこと



この草の命は、永遠ではない

種は繋がれど、この草の根では繋がらない


それは、魂は同じでも、人の命も同じなのだと



私が私で生きる

貴方が貴方で生きれるのは


やはり 今の私だけなのだと

今のあなただけなのだと




そっと 優しく起こす




これは、触れないで という意味


それが、おじぎ草と同じ


だけど、そっと優しく起こす


ただ見守るだけでなく

回りの環境を、守ることを意味し示唆する言葉








そっと優しく起こす



それが、今のこの世界に求められているもの?



優しく起こす



それが、今のこの時代に求められているもの?






それはね


やはり、これなのよ



この 感覚



「 触れないで」




して欲しい事より、

して欲しくない事を考える


して欲しい事より

して欲しくない事を尊重する


して欲しい事より

して欲しくない事を守る



して欲しい事より

して欲しくない事を、遵守する





それが、これからの世界に求められるもの?





して欲しくない事?




これから、時代がどれだけ変わっても


銃社会ではない事だけは、確かな事






して欲しい事より して欲しくない事




それは、同じ


人の命を守る でもね


銃で、人を守る社会であるより

銃を使わない社会である事



して欲しい事より

やはり して欲しくない事の意味



私の中で、おじぎ草が

本来持つ気質から、繋がりが見えた




この当たり前の事が

時代により、覆えされてないけない



日本で、こんな事起きるとは?


もしかしたら、海外の方の方が

強く感じられたのかもしれない



その変わってはいけない時代の変化を


目の当たりにする現実が

白昼に、それも道端で

この日本で、起きてしまった


現実






この感覚を、眠りの花


眠りの花である おじぎ草が教えてくれた


やはり 「 神の化身」







そして、この国のお上でおられた


この方



「人の命を守る為」のガーゼマスク


マスクが届いたのは、かなり後でした


だけど、私は嬉しかった



マスク二枚 たかが二枚

されど 二枚



この時代に逆らうかのような


現物支給なる事に


口に出しただけでなくて


実際 関わられた方達は

本当に、大変だったと思う


すぐに、来る訳はないのは、分かっていた


医療機関が、最優先とのこと



だけど、あの時は

一万円 払ってもマスクは買えなかった


そして、一万円

払ってでもマスクを買い求める人達がいた



人の命を、守る為

早朝から、じーさん ばーさんが


孫の為

息子の為 娘の為


寒い中 マスクを買う為に

マフラーをして並んでいた



マスクがあると、いえば

ひたすらに走って列に並んだ



紙製品


トイレットペーパーまで

世の中から 姿カタチを消す


まるで これが本当の


人間の現実を垣間見せるかのような

神隠しとも、思える事態にもなった


マスクが買えなかった


マスクより、トイレットペーパーが

ない方が、困る


私も、この騒ぎは焦った



白い物のありがたみを痛感した騒ぎだった





「 人の命を守る為」


あの時は、世の中で一番

大切な色だと思ったマスクを



現物支給しようではなく

リアルにした この国にお上であられた方



これは、人の命を守る為に、武器でなく

盾になる物をくれた



その 精神を教えてくれた









そしてね


やはり これからの世界を守る為



銃で、守る世の中であるより

銃を使わない世の中である事




やはり 政治家であったこの方が


これからの、日本を守る為

これからの、世界を守る為


何も知らないまま、盾になった




そこが、本来は針の糸も通さない

守られるべきお方の


誰も 見ていない三秒の隙になったと思う事が


「 やはり 日本の為」


一般人を守るのが、政治家の役目だと



命を守る為に、マスクをくれた

この方の魂は、きちんと理解して見えるのでは

ないだろうか?



あの時は、マスクはすぐに来なかった


だけど、マスクという言葉が

空間を、飛び交うだけで


マスクをつける 意識が、人々の中で

深まった事は


深く広く意味があり、意義があったと思う

 


やはり 安倍さんしか出来なかった事だと思う






そして、マスクを配る


これに 正しいか間違いかではなく

悪は、なかった


正しさは、間違いと比べるのではなく


正しさは、悪と比べて


初めて 間違いが分かるのだと

初めて 間違いに気づくのだと



国から、頂いたマスク


この事に、私は深く敬意を申し上げたい


そして 感謝しています





 

どれだけ馬鹿にされても

嘲笑われても


小さなガーゼマスクをしている首相だと

笑われていても







なんだか、品がいいおじさん







決して 正しさばかりではない

だけど、間違いだらけではなかった



そして、何を言われても



妻を守る姿勢

妻を、守り抜く


政治家でなければ


政治家でなければね

やはり 良い旦那さんだと思う




やはり 人の目に映る矛盾はあった






人の目が、見ていない隙は

必ず 神さまが見ている




人の目が、見てない時こそ

必ず神様が見ている




なら なぜあんな事が起きた?


世の中


矛盾と理不尽だらけ





この方が、亡くなられた意味


「一人の人の死は悲しい」



だけど、そこから


何も見出せないのでは、意味がない


人 一人が亡くなられたのだ




もっとも 不本意なカタチで



同情の余地すら与えてはいけないカタチで


だけど、人として


私が、もし同じ立ち場なら?と


後に、考えさせられるカタチで





だけど、そこから何を感じる?


何も、見出さなければ


 もっと悲しみある世の中になる事



この方も、政治家


間違いはあるけど、正しさもあった


嘘も誤魔化しも

そして 悪もあっただろう






その 正しさは矛盾も あれど




だけど 「 日本の為」に

マリオになった 総理大臣




誰が、やっても同じだから

今は、安倍さんしかいない


誰が、やっても駄目だから

今は、安倍さんしかいない



「 安倍 さんしかいない」


その 安倍さんがいなくなった


安倍さんの代わりは、やはり誰もいない






それは大衆は、分かるから

それを民意は、感じたから



だから、あれだけの人が献花に

並ばれたのだと



「 死に花を咲かす」という言葉の意味が




私は、テレビを見て初めて気がつきました






「 自生」と 「 自死」



自生とは、


自分が生きた証に、最後に


人の手により咲かすのが


「 死に花を咲かす」なのだと




その「 死に花」を

大衆 民衆の人の手により


「せめてお花だけでも」


その人の気持ちで



こんな光景は、今まで見たことがなかった



これが、民主主義の本意だと、言わんばかりりに


誰よりも、人の気持ちで


光は、人を立ち止まらせるが、如く


花を手向ける 手を合わせ

遺影の前に、美しく花を咲かせた


日本の お上でおられた方の

ご冥福を心よりお祈り申し上げます