だけど、私は







人間だから、何か思う事はあるけど

何かを、願う事もあるけど




人の幸せを、奪ってまで



自分が幸せになろうとは

やはり 思わないのではなく



これは、思えない








どんなカタチであれ


人の幸せを奪う


それは、直接ではなくても、


あの 一言が

命に関わるになってしまう事がある





多かれ 少なかれ


この感覚の有る無しが


何か事が、起きる前


人間だから、感情はあれど



していい事 悪い事を区別する

自分自身の行動の歯止めになるのだと





ダメ


そこから、先は行ったらダメ


揺れる感情を、自分の思考が制御する






だけど、自死に思考がつい傾きやすい人



自分が揺れるのではなく

他者に、感情を揺さぶられやすい



他者により揺らされる感情

揺さぶられ 脅かされる感情



それは自分自身の内から、湧き出てきた

トラウマなる感情に揺さぶられる事もある



 

その感情には自分の思考で防御






来ちゃ ダメ




お願いだから、もう来ないで


私にこれ以上 もうからまないで

私にこれ以上 もう関わらないで

 

私の近くに、これ以上

もう 来ないで



私のことを、見ないで


気にしないで



アラばかり、探さないで



そして、悪くもないのに

その場を丸く収める為に、謝る



その謝った事で、またバカにされる



なぜ そこまで私に執拗なのか?



なぜ 私にばかり執拗につ突いてくるの?



一人の人に、執拗








その姿がね


幼い頃 誰かのお家にあった

おじき草を、自分が触る姿に重なったんだ


「何だか面白くて不思議」


触る度に、葉が閉じる


また開くのを、待ち

また触る度に、また閉じる


執拗に、何回も繰り返したんだ



あれ 絶対に おじき草

イヤだったと思う



おじき草が持つ性質を、私は知らなかったから



そんなことを、考えたんだ 


ふとね













これは、ふとではなく


道端を歩く度


「  私は、自生している花や雑草が好き」


こんな事は、いつも思っていた



この感覚が、当たり前すぎて




この言葉に、対になる言葉が

あるなんて全く気がつかなかった



自生の反対になる言葉は、自死



あまりにも、逆の 対なる言葉で

言葉として


これは、触れてはいけない事ではないか?


悩んだんだ















この時に、ふと思った


この時期は、おじき草みたいな木に花が咲く


その名は ねむの木







そして、思い出したんだ




夢の中で言われた言葉を、

夢の伝え言に書いてある



夢の中で、知らないおばあさんに言われた言葉





いいか よく聞け



眠りの花を咲かせたらいかんとよ



なぜ いかんか分かるか?



世の中に、咲かせては

いけない花が一つだけあるすけそ



眠りの花は、死の花だすけそ



お前 忘れてはいかん



頭の中 叩きこむすけそ



よう 聞け



眠りの花を咲かせたらいがん




そん 代わり



眠りの花を見つけたら

そっと優しく起こすんだ



お前には、その役目がある



いいか 



「  眠りの花を咲かせてはいかん」







この眠りの花


眠り草と書く



この花って おじき草の事ではないか?




おじき草


この花が、あの夢でおばあさんが言っていた


自死花?


眠りの花?






その私の想いを、連れながら


今 時分に咲く ねむの木を見に行き


道路を背にして 写真を撮っていたら




知らないおばあさんに話しかけられたんだ



ねむの木の前でね




「  お前は、眠りの花を見つけたら

そっと起こす役目があるすけそ」




今 私にあるのは


眠りの花を咲かす事ではなく


眠りの花を見たら そっと起こす役目が

今の私の役目なのだと



だから、書き始めた







そしたら


知らないおばあさんに

また、話しかけられた



コンビニの ATMの前で


機械の使い方が分からないと言われた


画面と手元を

見ないようにして、付き添いしたら


「 ありがとう」 と言われたんだ






この ねむの木がある公園の前の

コンビニでね