しかし 米津ワールド

これを、またの名を 「  米津さん独特の世界観」
と、言うのかは分からないが

紙媒体 一つの細部まで
イラストも描く米津さんの世界観を感じられる






細部まで、見てなかった





ペトリコール    


   雨が降る前の匂い

 


わざと、題字が霞めてある



歌詞も、ピントが合ってないのではない


わざと、霞めてあるんだ


まるで「  亡霊の姿 」を表すかのように





半分見えて 半分見えないぐらいが 「 亡霊 」


リアル心霊写真と呼ばれるもの

半分見えて 半分見えない


見えないだけで、確かに存在するから

映像媒体 写真に映るのだと


亡霊の意思表示 「 僕は、ここにいる」








「  亡霊 」


ようは 「  浮かばれない」


だけど、元は身体がある人間

リアル 身体が重いから浮かばれないんだ


それは、生きている人間も同じ


「  仕事に行きたくない」とかさ

「 あの人にだけは、会いたくない」

思うと、身体に重力が普段よりも下に加担する



リアル 身体が重くなる



だから、それは生きていて


まだ 亡霊なる未浄化なる存在も同じ


「  逝きたくない」という思いが、身体を重くさせる






なんか 足元にいた 

どこにでもある この丸い輪


これに 何の意味があるか

よく考えなくても分からない


水道屋さんなら分かるだろう


だけど、この足元にある輪をみてね

なんか ふいに思ったんだ



そして この上にいたのが



何かどこか、人を小馬鹿にした見下した目


人を、小馬鹿にする顔


私が 特定なる気質を持つ人によくされる顔


こんなとこにだって 人間関係の縮図がある





人に、小馬鹿にされる



私は こんな顔されると




だって 私が馬鹿だから




多分 こんな顔しか出来なくなってる


我が身を重ねる表情なんだ 


だから 撮った












そしてね 


この身体の重さ この未浄化なる自分

そこにあるのは、苦しさと引き換えに出来ない

重さしかない



だから、私に怒りを






米津さん amenの二番



怒りが満ちる 黒い炎を纏って

どうか 私の心を 赦してくれないか


さもなければ その清い魂を似って

わたしの身を 灰になるまで

焼いてくれないか?





この 歌詞

まだ 次に繋げる為に


まだ、続きを書かせて頂くけど


亡霊なる存在が、空に登れる手段として


怒りという力を借りて 火になり 

そして 灰になり 空に登るしかない



この 身体の重さ




自分の意思とは 反対にある

「  逝きたくない」という 未練が

自分自身を重くさせる



その魂を救う為に、天は雷を制す




天は、稲妻を制す



天は怒りを与える





それに 必要なのは 黒い炎



やはり さすがの米津さんだ



そして黒




 



家の中に、ありえない蟻が歩いていた




逃げられたら 怖い



外に逃がしてから、写真を撮った



リアル この大きさ


2センチを超える蟻 


この大きさ  女王蟻らしい




やたら 黒ネコを見た



意味が、分かるようで分からなかった

だけど 何かが繋がってる


この 蟻さん 多分 卵を持ってる


なぜ 土の中にいるはずの、女王蟻が部屋にいる?


あり得ない事は、考えても分からない


だけど 分かるのは この子は雌蟻




それは、やはり 雌 だから


それは、やはり女だから




そして、私は女なのだと


私が感じるのは、女である事が、リアルではなく

それを感じる一番は、「  私は男ではない事」なのだと


私が、女だと自分で感じる一番は


「 私は男ではないと」



そこを一番に感じるのはね


あなたと私の違いを見る



それは、あなたの

浮き出た太い血管を見ること なのだと


赤い血が流れている あなたの血管

それは、皮膚を介すと 青く見える



あなたは 青色


遠回りしてるけど、あなたの色に繋がる物語を

私は、ただ自分の感覚だけに従い



ひたすら真面目に綴ってるの



待ってて あなた 

必ず繋げるから あなたの色に



この未浄化なるものに、気付きを与えたらね



自身で、気付くしか

未浄化なるものは空には上がれないし昇れないから




自分で気づく



それは、カタチは違えど

生きてる人間も同じ だからね