ヨシダナギ写真展

動画撮影はNGだけど
写真展は、撮影は可能

ヨシダナギさんの懐の大きさを感じた




写真展会場内は、順路はあるけど、
道幅が広く自由に行ったり来たりが出来る感じ



きちんと順路が定められている美術館や博物館は
逆走なんかしないけど
中が、フリーの場所はあなたは見方がある


まず、ザッと見て
一番ラストまで行き  

遠巻きに後ろからじっくり見て
一番最初から、流れるように見る

あなたが一番好きなのは、昆虫展
何度一緒に連れて行かれたかは、分からない




そーゆー時は、妹

私が、まだ中学の頃

「 妹が、大の昆虫好きなんです」

「 優しいお兄さんなんですね」

一度、他県でやる
「 世界スペクタフル大昆虫展」

お前、昆虫好きだろ?

別に凝視

兄ちゃんと、蛍見に行くか?

ホタル?ニコニコ 見たい

そのついでに、昆虫展行くか?

行くニコニコ

ホテル 椿山荘のホタルの夕べに
ステイ予約して、大昆虫展に行った時
夕方のニュースでインタビューされた

毎年
今も、椿山荘
ホタルの夕べは、ステイ予約する






ヨシダナギ写真展


私もその見方が自然と癖づいていて
ヨシダナギさんの写真展はその流れで見た



ヨシダナギさんの代表的な写真





私の言葉では軽々しくは語れないけど

  
世界に目を向ける 
ヨシダナギさん独特の感性と感覚が
矛向く先は、日本



日本人らしからぬ 感性と感覚で
日本人の心をこれだけ捉える


 スゴイ
ヨシダナギさんって、カッコイイ


ヨシダナギさんの写真を見つめる人
男性も女性も 
ツレと一緒に来てる人は 「  スゴイよね」

一枚 一枚で 会話がある
一人の人は 一枚一枚
立ち止まり、そのような眼差しで見てる

その人の背中の後ろから 私は写真を見る

人の心を写真で捉える


私はこの写真展を一枚 一枚拝見しながら
日本人が持つ
感性とか感覚ではない国に生きる


同じ地球に生きる
日本の裏側で生きる
女性達から見たら
日本人の女性ってどのように映るのかな?


 「女性美」

これは 万国共通にある言葉だと思うけど


日本人だから 日本に住むから
分からない日本の良さみたいな物を


世界の少数民族という





日常では 絶対に知り得ない世界

この世界を 私達の日常に生きる
日本という舞台で覗き見させてくれる

  

そんな ちょっと遊び心もある














その斬新さと奇抜さ

私が 生きていて 

斬新さと奇抜

日常で感じる事ってまず無いんだ


その覗いた世界から 逆に見ると


今まで 気がつなかった 
日本人文化が古くから持つ斬新でもなく

奇抜でもない繊細さみたいな物を改めて感じる
奇抜というなら ハイカラ


着物もそう
浴衣もそう
七五三もそう
白無垢も 角隠しもそう
振袖も 袴和装も
舞妓さん文化もそう
 


その国 独自の文化って
やはり その国に生きる女性を一番美しくする







 
そんな素敵な世界は

海外にもあるけど

日本こそ ある
私達が住む日本こそ 表に出すのではなく 
表全面に出す美しさではなく


奥に奥ゆかしく 奥深くければ深い程に美が増す


秘め隠す世界が 「ジャパニーズビューティー」



その 一番 代表格は 十二単衣





こんなに重ね隠すのに
更に扇で そして御簾で隠す

見せるのは 指先だけ
そして 着物の重ね端だけ




逆にこの日本の文化


この女性達から見ても
絶対に美しいと感じでもらえる と思う



そして私は やはり日本人だよな

自分に似合うのは やはり着物や浴衣だろうな

私 やっぱり 日本が好きだわ 

と 感じ思う



それは やはり片道では分からない
写真展会場内を 一往復反したから 感じた事

物の見方って

頭から見るだけと 後ろから見るだけだと
やはり変わる

同じ景色でも 行きと帰りって


全くではないけど
行きで 見えなかった物が帰りに見える

何か意味が分かった気がする


あなたは 

昆虫博物館とか
野鳥展示とか
時代を感じる歴史館みたいなところとか
山車資料館とか

イオンとかでも 写真展とかある


そのような 館を見つけると
必ず入るんだ

そして  じっくり見る人
まるで 少年みたいにね

正直 あまり興味がない世界は
ボケーっと横に突っ立っているだけだけど

そのような 見方をする
一往復半して 一つの物を見る
理由が何か分かった気がした




その写真の中で

私が一番に立ち止まり

私の心を捉えた 写真は この写真




「   兄と妹」だと思う  

この写真に私の目は ひたすら釘付けになった