ほら全部つながっていたでしょう
縦の糸も横の糸も
みんなつながっていたでしょう
あの時の点と点はつながっていたでしょう
線になっているでしょう
わたしは笑ってみていたわ
ごめんね 笑ってなんて言って
だけどわたしだから許してね
だっておもしろかったんだもん
自分で言うのもなんなんだけど
おもしろかったの
わたしだから
あなたが見てきた景色も知っているわ
わたしだから臆病なのに時として
大胆にやらかしてきたのも知ってるわ
注意力散漫
説明書を全く読まないで
なぜだか自力でやろうとしたりね
提出書類で完璧だったことなんて
ただの一度もないぐらいの確率で記入漏れがある
提出期限は常にギリギリ
個人の確定申告は
3月14日か15日にしか行ったことがない
印鑑は今だに綺麗に押せない
印鑑シートがどっかになくなるから
適当にあるものでやるからなんだか綺麗に押せない
すぐに逃げたがるのも知ってる
自分に自分で言い聞かせてきたのも知ってる
いつもギリギリだけどなんとかなってきたよね
ほんとになんとかなる
ということがわたしの人生は多かった
今より若かったあの頃のわたしに伝えたい
そんなに泣かなくてもいいんだよ
でもね
あなたは泣きながらもなぜだか
自分の感情分析までをなぜだかしちゃってるのを
知っているから笑えちゃった時もある
そこにかけては長けてるからね
さすがに記憶力はあんまりよくないから
何を見て何を感じたかを
さすがに全部は覚えてはいないけど
だけどね これはね
わたしにあの頃のわたしにありがとうを送りたい
右も左わからない中で
右と左がわからないから
だからやはり
前だけを見てひたすらに前だけは見ていたのは
知っている
逃げても逃げた道の前を見てきた
その時その時に必要なものを
必死に前を見ながら探していたあなたが
必死に前を見て探すことをしてくれたから
今のわたしが
振り返ってわたしを見た時に
「 見つけて わたしはここにいるから 」
ってわたしを探しやすかった
あなたが見えないわたしを前に探してくれたから
わたしが今のあなたを振り返りながら
顔を見て会うことができるの
だからわたしはいつもここにいるから
あなたが来るのを手を広げて待っているから
だからあなたは前を見て
わたしが後ろを振り返りながらも
あなたのために
生きてる限り道を作るから
今のわたしだから
前も後ろも見ることができるんだから
わたしが道を作っているから
今より若いわたしと今のわたしの
距離が近づくことはないけれど
わたしはここにいるから
今より若いわたしと今のわたしは
道が分かれることはないから
わたしが道を作るから
だから安心をして
たくさん悩んでたくさん泣いて
たくさん怒ってたくさん感じて
そしてやはり泣けばいい
誰よりも泣き虫なのは私が知っている
安心しながら悩むことにしな
不安にならないで
安心しながら悩むようにしな
で今出来ること
書けるうちに頑張って書いときな
今 書いてることは
過去にもつながるし
未来にもつながるから
そして
忘れてはいけない
あなたは今を生きている
そして
人生の折り返しの後半の人生に
あなたは多分
今日から入った
今のあなたの生きた言葉を書くということ
それは今しかできないこと
今の瞬間しかできないこと
だって人は常に変わるんだから
変わるから成長できるんだから
生きた言葉を書く？
そこに何の意味があるのか？
それはそのうちに
わかる時がくる
あったでしょう
書いていたから分かったことがあるでしょう
あの時はわからなかったでしょう
何気に書いただけでしょう
つながっていることに
少しずつ気がついたでしょう
人生ってそんなものなのよ
探してる時はね
やはり見つからないけど
だけど
その時に探したから見つかったの
探しもしないと見つけることもできないからね
そして
ほんとに大切なものは
探さなくても
見つかる時もあったでしょう
だから
誰もわかってくれなくても
誰もいなくなっても
わたしだけはわたしだけは
手を広げて
わたしを待っているから
わたしとわたしが
重なる時は
お空に上がる時
「 頑張ったね 」って
抱きしめてあげれるのは
その時までないけど
その瞬間が最初で最期だけど
わたしはここにいるから
わたしが道を作るから
悩み考えるのは今の私がやるからね
だから大丈夫よ
だから大丈夫
あなたは前を見て歩いてきてね
手を広げて待っているからね
そしてあなたに伝えたい言葉がある
愛している
誰よりも愛おしく愛しているからね
あなたは愛されてそして生まれきた
大切な大事な存在
という誇りと自信を感じてみて
あなたは自信を持つことはできない
それはわかっている
だから感じてみて
誰よりも感じる心を持ってるあなた
それはあなたという存在が
生きた証に全てつながるから