立って芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花
日本女性の美しさを形容する
牡丹の花
昨年撮影したものです
昨年はこの時はこのお花が
牡丹だとは知らないでというか
牡丹俳句を書いたから
「 お花はなかったかなぁ」
とホルダーから探して
ネットで見て見比べてみて
牡丹は葉がギザギザ
芍薬はギザギザではない
と書いてあったから
葉を見たらギザギザだったから
「 これは牡丹のお花なのかなぁ 」
・・・
なので
もしかしたら違うかもしれません
でも雨上がりに濡れた花
あまりにも美しい
昨年 雨降りの中に撮ったな
少し霞がかるような
オブラートに包まれるような
空気感でした
場所は産土の神様
幼少の頃 育った場所の氏神様です
こちらの神社の狛犬さんは
まん丸のお顔で優しいお顔
たまたま近くに行きお参りをした
時に撮影をしました
せっかくなので
牡丹のお花も調べてみました
牡丹の花 ボタン科のボタン族
開花時期 4月から5月
花色 赤 桃 黄 橙 白 紫 複色
ボタンの花言葉
和 と 洋
東洋と西洋で違うとのことです
東洋は
「 風格あるふるまい 」
「 王者の風格 」
西洋は
英名は 「 ピオニー 」
「 思いやり 」
「 恥じらい はにかみ 」
とのことです
同じお花でも
日本人から見る目線と
海外の方から見る目線の違い
の カタチの表れ のような気がします
牡丹のお花は
日本女性の美しさを形容する
言葉にも使われています
だけど漢字の
牡丹の 「 牡 」
これは 雄を表す文字とのこと
ここにギャップみたいなものを感じます
女王でもなく女神でもなく
「 王者 」
という男性的な花言葉
元々は
中国からの言葉がそのまま変わらないで
日本でも
牡丹としての花の呼び名となり
今に至るみたいですが
漢字文化の国だからこその花の形容
だけど
永きに渡り培われた
日本独自の文化の中で
きっと
牡丹色のお着物を着たり
牡丹柄の衣を重ねたり
牡丹のお花を髪飾に花結い合わせたり
少し年を重ねた御婦人が
牡丹色に鼠色を重ね合わせた色
牡丹鼠 ( ぼたんねず )
というお色目のお着物を
品良く纏う時代があったから
立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花
という
日本文化から生まれた
日本女性の立ち居振る舞いからの
花の形容にまた変わってきたのかな
なんて思いました
だから
それを良くわかって見えるのが
海外からの目線にあると思います
西洋の花言葉
「 恥じらい 」 「 はにかみ 」
お花の真ん中を隠すように
咲く姿の形容と
あとは西洋の方が東洋人観を反映した
ことからの花言葉とのことです
なんだかそのようなイメージを持たれる側に
いること
なんだか嬉しく
日本に生まれてきたこと誇りにも思います
昨年は4月11日に撮影していました
もう牡丹花咲く頃は今年は過ぎてしまったかな
来年はまた見に行きたいな