愛してやまないもの
しろいうさぎとくろいうさぎ
の絵本
とは申しましてもどうでしょう
四半世紀以上は忘れていました
大好きだった絵本
昨年かな
たまたま入った雑貨屋さんの
インテリアとして飾られてあるのを見て
英語版でしたがふと思い出しました
「わたし この絵本大好きだったなぁ」
わたしが保育園の年長だった頃を
思い出しました
その時に大好きだったんです
保育園の年長さんで
うさぎちゃんから初恋をしたほのかな記憶も
思い出しました
ちょと思い出のエピソードある日飼育小屋に
何匹か忘れましたが
うさぎちゃんが
来たのです
みんなに大人気のうさぎちゃん
たくさん触られると
疲れちゃうから
触れてはいけないよ
と
園長先生に言われていたから
触れたりはしなかったけど
お話したり
みんなに可愛がられていたのに
朝 保育園に行ったら大騒ぎ
泣いている子もいる
白いうさぎちゃんが
一匹お空に行ってしまっていたのです
その中で
同じ組だった男の子が
割り箸を先生にもらい行き
半分にしてもらい
それを輪ゴムで
器用に綺麗に
十字架のカタチにして
うさぎちゃんのお墓のために
作るのを
間近で見ていたのです
足洗い場がある水道脇から
見ていたのです
切り取った瞬間みたいに
覚えていました
あまりに上手に
輪ゴムをクロスに
かけながら
カチカチに輪ゴムを締め
上手に作る手の動きが
あまりにも
あまりにもカッコよくて
その瞬間私は恋に落ちました
とゆーか
私はその手に初恋をしたのです
その手だけに
だからね
名前は覚えていますが
顔は全く覚えていな
だけど作る手だけは
リアルに覚えています
手だけに恋をした不思議な初恋だったんですね
我ながらですがかわいい初恋だったなと思います
その時の気持ちに
関係していたかまでは覚えていませんが
私はこの絵本が大好きだったんですそうしたら
保育園の年長さんだった時の
担任の先生
あつこ先生
本当に優しくて
いつも抱っこしてくれた
優しい先生でした
なんでも
かんでも
かんでもとにかく泣けばいい
みたいな私にいつも
優しくお付き合いしてくれました
そして抱っこをしてくれました
この絵本は
お家にも一冊あったのですが
多分保育園でもいつも手に取り
読んでいたのだと思います
お絵かきの時間はいつも
このうさぎのページを真似て書いていました
薄い紙だと透けるから
そうしたらね卒園かな
違うな
多分 卒園後だと思います
裏表紙をめくった白いところに
わたしの名前を書いて
メッセージを書いてくださり
しろいうさぎとくろいうさぎの絵本を
わざわざ自宅まで
プレゼントで届けに来てくださいました
メッセージは多分
そつえんおめでとう
すなおなかわいいちゃんのままでいてね
ちゃんのままでいてねだったと思います
覚えています
そしてわたしの似顔絵を
可愛いく描いてくださり
お姫様のカンムリつきで
ミニドレスを着ていてすごく
可愛い絵だったのです
とってもうれしかたんですお姫様のカンムリ今はティアラですね
あの時は知らない言葉でした
「いつかカンムリをつけてみたい」
それも憧れ
うさぎちゃんの絵を描くか
花カンムリをつけた
段々フワフワドレスの
お姫様の絵ばかりを描いていました
そんな大切で大事だった絵本を
雑貨屋さんで見つけて思い出して
あの小さな目線から
見ていた忘れていた世界を
思い出すきっかけが
しろいうさぎとくろいうさぎの絵本を
久しぶりに見た瞬間にありました
素敵な絵本です
大人になった今また買いました
だからね
思い出してからは
思い出してからは時々思っていたことがあるんです
時々思っていたこと
長くなりそうなので
それはまた次に書きます