ほほけきょ
男鶯
囀音と
ホホケキョ
オトコウグイス
サエオトト
by cherry
cherryのなんちゃって補説
囀音(さえおと)
と書きましたが
鳥のさえずりのイメージです
今日は
たまたまお昼間と夕方に
鶯の鳴き声が
よく聞こえてきました
この鶯の一から四は
こんなイメージを抱きながら
私は書きました
時代は今よりもずっと古い時代
ある春の暖かい早朝
鶯が鳴いて彼女が先に目が覚める
小窓に近づきながら
今年最初に聞く鶯の鳴き声に
嬉しくなり
窓の外を見つめ鶯のさえずりを真似してみる
ホーホケキョ
背中からその様子を
彼が見ているのですが
鶯は雄鶯しかホホケキョと鳴かないから
それを彼は
知っているから皮肉るかのように
からかいながら笑ってるみたいな
俳句はそんな瞬間を
切りとった一瞬の言葉
自分が見ているとも
気がつかないで
ホーホケキョ ホーホケキョ
と窓見上げ囀る彼女が愛おしくて
たまらないけど
なぜだかからかいたくなる
そのからかうまでに少し間があり
まだ横になりながら
目が覚めて隣りにいなくて
鶯の鳴き真似をしている
小さな背中の彼女を微睡みながら
見つめる時間
愛おしい人と共に鶯の囀りを
共に聞くことができる
幸せな朝の瞬間
そんな二人しか知らない
朝の優しい戯れを
思い浮かべながら書いていました
俳句は
知識がないから
この言葉を使うのも
おこがましい気がしますが
書いたら
5.7.5になっちゃった
みたいな
ぐらいの感じで
楽しく幸せを感じながら
書いています