有名人似顔絵イラスト 商業誌&広告 -34ページ目

今宵はスタンダードなバーボンで…

前回紹介したウィスキーは、一般の人には

あまり馴染みの無いちょっとマニアックなものであった。
(詳細はココ )


『ウィスキー』と聞くと、皆様はどんな銘柄を連想するだろうか?



『角瓶』・『オールド』・『山崎』・『響』…?

あぁナルホド、ジャパニーズウィスキーのサントリーね。



『スーパーニッカ』・『ブラックニッカ』・『余市』・『竹鶴』?

ほぉ~、なかなか通なジャパニーズですな!



『ホワイトホース』・『カティサーク』・『ジョニーウォーカー』…?

ウィスキーと聞いてスコッチの名が出てくる人は

もはや『ウィスキー党』である。一般人ではない!



多くの方が連想するのは、おそらく『バーボン』ではなかろうか?



小生は『スコッチ大好き』であるが、勿論『バーボン』も大好きである。

ウィスキーの日記を書くに当たって、やはり『バーボンウィスキー』は

避けて通るわけにはいかないッ!



『バーボン』は『アメリカンウィスキー』の一つであって、他に

『ライ・ウィスキー』、『テネシー・ウィスキー』、『コーン・ウィスキー』

等があり、『バーボン・ウィスキー』はその中の一つである。


『アメリカ』を代表する酒とくれば…

やはり『バーボン・ウィスキー』だと思う。

その『バーボン』の中でも特に『最もバーボン』と

言われているウィスキーが、今回紹介する

『EARLY TIMES』(アーリータイムズ)だろう。

アーリータイムズ イメージ画

『最もスタンダードなバーボン』だと思う。



『ワイルドターキー』の様に強すぎず、

『ジムビーム』の様にライトでもない、

甘く呑みやすく程々のコクがあるバーボンだ!



『バーボン』はスコッチの様にテイスティングして

味わうウィスキーではない。



ショットグラスにストレートで、一気に胃に流し込むッ!

アフターなんて関係無い。

すかさず、二杯目のストレートを注ぐ。

即ち『ガンマンスタイル』で呑む酒だッ!



スコッチが『日本刀』だとすれば、バーボンは

『ハンマー』な感じ?



その甘く強く、女性的な香りを放つバーボンは

正直小生にとっては、それ程銘柄の違いを

楽しめるウィスキーでない気がする。

別にバーボンの品質を悪く言うつもりは無いが、

味わうより、グッとストレートで呑んで唯、酔う。

それが『バーボン』ではなかろうか?

ただ、今まで呑んだバーボンの中で群を抜いて『違う!』

と思ったのは『メーカーズマーク』と『ブッカーズ』。

まだ呑んだ事の無いバーボンに、『これは特別!』

という銘柄に、これから出会うかもしれない。


↓おまけのイラスト(本文と関係なし)
おまけのイラスト


…あ、昨日買って来た『アーリータイムズ』が

もう半分以上減っているッ!

そう、それくらい呑みやすく、スタンダードな

バーボンなのだッ!



アーリーを呑んでみたいけど、ストレートでは…

という人は、ロックにすると呑み易くなる。

…が、氷を入れて冷やすとバーボン特有の

『苦味』が出るので、オススメ出来ないなぁ。



女の子なら、少し濃い目の『ハイボール』(ソーダ割り)

にすれば大丈夫♪

美味しいカクテルにしたいのなら、

100%オレンジジュースやコーラで割って

氷をたっぷり入れたグラスでステア!

これは呑みやすくてグイグイいっちゃうぞ。

後からガクっと強烈に酔うけど…。
(↑口説きたい女がいるなら、これを呑ませろ!)




…さて、『アーリータイムズ』には

『イエローラベル』ともう一つ…『ブラウンラベル』がある。

『ブラウンラベル』は日本人の嗜好に合わせて

開発されたバージョンであるが、やはり

『イエローラベル』の方がバーボンらしくて分り易いだろう。



バーボンは、ストレートで一気に呑む!

男ならストレートで呑(や)れッ!( ̄ー ̄)/□



バッタ者ハーピスト、再び!


恐縮です、イラストレーターつるぎ家ですッ!

懲りずにまた演(や)ってしまいましたよ。

去る10月31日、東京は阿佐ヶ谷のLive Bar『Oil City』にて

このヘタクソハモニカ吹きが、再び

アコースティックバンド『神楽亭』のステージへ…!
(なんか文句あるか、コノヤロ~ッ!)



さて、今回はライブ報告の前に…

『ハーモニカ』の事を何故『ハープ』とか『ブルースハープ』

と呼ばれているのかを説明したいと思います。



小生が使っているハーモニカは、ロックやフォーク、ブルース等に

よく使われ、『ブルースハープ』の呼称で言われてます。

略して『ハープ』なんて言われたりしてますが、知らない人なら

絶対「え?…ハープって、あのハープの事?」…と思うでしょ?

そうそう、ドレス着た綺麗な女性が弾いてる弦楽器のアレね。



『ブルースハープ』とはドイツのホーナー社が出しているブランド名で

正しくは『単音10穴ハーモニカ』『ブルースハーモニカ』と言います。

『マウスハープ』なんて呼ばれてもいます。

下のイラストを見て下さい!(↓イラストをクリック)
ブルースハープの説明



ハーモニカが何故『ハープ』の愛称で呼ばれるのか、

お解かり頂けましたか?そしてそのプレイヤーを

『ハーピスト』と言うんですね~♪




『神楽亭』のヴォーカル&ギターの『チーさん』は、

かつて小生に言った…。

「神楽亭に必要なのは度胸だ!技術があったって

人前で堂々と演奏出来ねぇヤツはダメだ!」

「下手でも人前で思いっ切りやれば良いんだ!」



…でもさ、いくらそうでも程度の問題があるでしょ、程度の!

小生みたいに半端な趣味でやってきた『バッタ者』が

プロの神楽亭に交じって演奏するには無理があり過ぎる!



…と思ってはいるけど、何か最近、人前で演奏するのが

楽しくなって来ちゃってるんだよね…バッタ者の分際で(笑)。

演(や)るしかねぇかッ!




しかし、どう考えても小生のフレーズは乏しいし…

スロートビブラートが出来ない分、音がチャチなのは否めない。



『自分の中にあるものだけをを出す。』

『旨くやろうとか、良いフレーズを出そうと下手に欲張ると

 絶対に良い演奏は出来ない。』

かつてNHKの番組で、ジャズインストバンド『PE'Z』の一人が

言っていたのを思い出した。



よぉし、単調でも良いから今回はハッキリと音を出そう!

あとは必要以上にビビらない事だ。



『実戦で必要なのは気組み(気構え)だ』

幕末の時代、新撰組局長『近藤勇』の言葉である。
(なんのこっちゃ)



そしてリハーサル。

ステージに来た時、案の定ビビりが心を支配する。

バッタ者にしてチキンな小生、哀しいゾ…。



そんな時の強い味方、そう、『酒』であるっ!



今回は都合により安物ウオツカをガブ呑み。

いいねぇ~安物はアルコール品質が粗悪な分

あっという間にくるッ!



(フレーズが無い分、ブルーノート部分で強烈なベンディング

 をかけて誤魔化すかッ!)



いざライブスタート!

…やっぱイッパイイッパイですわ…(汗)( ̄△ ̄;)

つるぎ家&神楽亭 in Oil City
(↑イラストをクリック!)



神楽亭の皆様、聴きに来てくれた友達&お客様、

大変失礼しましたー!ヽ(;^o^ヽ))) (((/^o^;)/




今回の日記の締めとして、ホンマモンのハーピストが

どういうものか、このブログを読んでくれてる人、

是非聴いてみて下さいッ!

ハーモニカも、プロが使いこなすと凄い楽器になるんですよ!

バッタ者ハーピストつるぎ家でした~。



本物の『ブルースハーピスト』達↓
リトル・ウォルター
マジック・ディック
リー・オスカー



神楽亭『BLUES FACE PV 』
Oil City
酒好きイラストレーターつるぎ家のアジト

LAPHROAIG 10years old 【CASK STRENGTH】


この酒ブログにて、一番最初に紹介される

栄えあるウィスキーは…



LAPHROAIG 10years old 【CASK STRENGTH】
(ラフロイグ10年 カスクストレングス)

ラフロイグ10年カスクストレングス イメージ


アイラモルトの女王『ラフロイグ』の10年カスクだ~ッ!!!

『ラフロイグ』は御周知の通り、遥かウィスキーの聖地

『スコットランド』の南西部にある『アイラ島』のシングルモルトである。



この『アイラ島』で生まれるスコッチ達は、最強の香りを放つ。
(例外あり)

よく『潮の香り』とか『海の香り』など表現されているが

『病院や歯科院の匂い』『正露丸の香り』が一番分り易い表現だろう。



この何とも言えないクセのあるピート香にハマッてしまうのである!

スコッチの中でも、特にアイラ島モルトのスモーキーフレーバーは

本当に独特だ!



荷物到着後、早速開梱…。

素ん晴らすぃッ!円柱のケースに入ったそのボトルを手に取り眺める。

ボトルのラベル下部に、赤いラインで

『ORIGINAL CASK STRENGTH』

と記してあるのが普通のラフロイグと違う所である!

『CASK STRENGTH』(カスクストレングス)とは、日本で言うところの

『樽だし』に相当する!



この『樽だし』こそ、濾過せず水で薄めず、樽から出したウィスキーを

そのままボトリングしたものなのだ!

したがってアルコール度数も高い。それがまたイイッ♪



まぁ色々と能書きを垂れたいところなのだが…

円柱ケースの中になにやら説明書らしきものが…。



イラスト付きでラフロイグカスクの説明が書いてあるのだが

英語で殆んど読めねぇ…(苦笑)
ラフロイグ10年カスクストレングス1



仕事のイラストも納品し、一仕事を終えた今、『お疲れの一杯』を

今まさにこの『ラフロイグ10年 カスクストレングス』で呑(や)らない

のはウィスキー党として愚の骨頂である。



「よーし、早速…」

いや待て待て待て…ッ!!!

いきなりシラフで呑るのは勿体無い!

ここは下地を作ってホロ酔いになってからだ。



まずはスコッチのブレンデッド『バランタイン12年ブルーラベル』

をダブルで3杯程乾杯し、ホロ酔いになった頃を見計らって

チェイサーを用意。

そして普通のストレートグラスからシングルモルト専用のグラスに

切り替える。(ここ重要)



ホロ酔いの下地OK!

冷えたチェイサーOK!

グラスOK!



さぁ行くぞっ、ラフロイグ10年 カスクストレングスよッ!



封を切ると、やはりコルク栓!

コルク栓で封がしてあるのは上物の証拠である(と勝手に思ってる)。



               ポンッ!



この音イイッ!

新しいウィスキーボトルに初めて自分が封を開けた

『ファンファーレ』である!

緊張しながらシングルモルト専用グラスにラフロイグカスクを注ぐ。



              トクトクトクトク…



あぁ~勿体無いッ!いつもの癖でダブルで注ごうとしてしまった…。

そぉ~っと…まずはシングルで…。



グラスに注がれた琥珀色の液体、ラフロイグ10年カスクストレングス。

顔を近付け、その香りを嗅ぐ。『トップノート』である!



「………?!?!?!?!?!?」



あれぇ~?どういう事だぁ~?

アイラモルト特有の『正露丸の香り』があまり漂って来ない!

それどころか安いウィスキーによくある『アルコールのカド』が鼻につく。

(おいおい、まさかハズレじゃないだろうなぁ…)



『シングルカスク』ならハズレが多いのは聞いているが、これは

普通の『カスク』の筈。



…あ、そっか!これはまがりなりにも『カスクストレングス』。

樽だしのままのアルコール度数なので、

アルコールの刺激が鼻につくのは仕方無いか。

因みにラフロイグ10年 カスクストレングスは度数『55.7%』である。



カスクは初体験。いつもの様に匂いを嗅いで驚いでも仕方ないさ!

もう一度よーく『トップノート』を味わってみる。

…うん、ラフロイグの香りだ。でもちとアルコールの刺激が強い!



グラスを回して注がれたウィスキーの香りを放出させる。

「うーん、やっぱりラフロイグだ…」

この独特のピート香にしばし感動。

さぁ、いよいよ口に含んで味わう時がやって来た!
ラフロイグ10年カスクストレングス2



キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



アイラ島独特のピート香…

そのスモーキーフレーバーは、樽に潮風をうけて来た証拠…

舌の付け根に感じるほろにがい甘さ…



これが本当にカスクストレングスなのかッ?

正直、度数は56度近くもあるので、風味よりアルコールの刺激が先ず

来るのでは…と思っていたが…

たとえカスクでもラフロイグの風味がしっかりと魂まで届いてくる!

しかもスーっと呑める!!!



これだけ度数が高くても、滑らかに舌を伝ってノドを通り、

味覚をとろけさせるのは銘酒のみが成せる妙である!



ラフロイグ10年 カスクストレングス、これは旨いッ!!!
ラフロイグ10年カスクストレングス3



そして…ウィスキー一番の醍醐味、『アフター』を堪能する!

この『アフター』(アフターテイスト、後味)こそ、

そのウィスキーの全てを物語り決定付ける!



…もう最高である。

この感覚はブログなんかでは表現しきれない…。

己のボキャブラリーの無さを改めて思い知らさせる。



これは、今日はこれ以上呑んではいけない。

「あともう一杯最後に呑もう」というウィスキーである!

勿体無い勿体無い。


あぁ…でももっと呑みたいなぁ~。




伝説は語る…

『ランプは灯油で点る』

『車はガソリンで走る』

『つるぎ家はウィスキーで動く』



ラフロイグ

酒好きイラストレーターつるぎ家のアジト