ブレンドの妙
さて、初めて紹介した酒は『ウィスキー』の
『シングルモルトスコッチ』しかも『カスク』。
続いて紹介したのは『バーボン』であった…。
あえて言うが、小生は『ウィスキー党』であり、
その中で『スコッチ』を特に愛する。
そして、この場で言っておかなければならないのは
『シングルモルト』は当然大好きだが…
『ブレンデッド』も大好きであるッ!
このところ、スコッチウィスキーの『シングルモルト』
が多くの呑み助達にも漸く認知されつつある感じの
今日この頃だが…。
「『シングルモルト』は通な酒で、『ブレンデッド』は
品質の劣るウィスキーだ。」
…という風潮がある様に思えてならない。
あえて言う。
それは『スコッチ』を全くわかってない意見である。
一昔前は、スコッチのシングルモルトウィスキーなんて
高々『スコットランドの田舎地酒』に過ぎない時代だったのだ。
世界の誰もが見向きもしなかった『スコッチ』を、『世界の酒』にまで
広めたのは『ブレンデッド』があったからこそ…であるッ!
その『ブレンディングされたウィスキーの旨さと技術』を知らずして
どうしてシングルモルトを理解出来ようか?
小生がシングルモルトを呑みまくってた若りし頃、
久し振りにブレンデッドを呑んだ…とある時、
「うわぁっ、やっぱりコイツぁ旨いっ!!!」
と思わせたブレンデッドウィスキーがあった。
『ブレンデッドスコッチ』…と言えば、そう…
『Ballantine』(バランタイン)であるッ!!!
色々と能書きを垂れたいトコなのだが…
一言で言って『バランタイン』ほど
『ブレンデッドの妙』を表現しているウィスキーは無いッ!
(と思う)
『17年もの』は『ザ・スコッチ』と云われるほど、
スコッチウィスキーの代表的な名前で呼ばれている。
小生も『21年もの』まで呑んだ事があるが、それはそれは…
(あぁ…ヨダレが出て来たょ…マジで…)
兎に角、『バランタイン』の味というのは、神技のブレンディング
から生まれるウィスキーなのだ!
小生が常飲している『12年ブルーラベル』や『FINEST』なら
スーパーでも売っていて、手頃な値段で呑める。
もちろんロックにしても全然OK!(小生は絶対ストレートだが)
「スコッチ呑んだ事ないけど、何が美味しい?」
…という人がいたら、先ずは
『Ballantine FINEST』(バランタイン・ファイネスト)を呑めっ!
スーパーなら1200円前後の値段だ。
因みに、このウィスキーに合うツマミは『ビターチョコ』である。
シングルモルトは、ブレンデッドを呑みつくし、
「もっと凄いウィスキーは無いのかぁ~?」
…とウィスキーに対しての探究心が出てきた時に呑めば良い。
更に追記しておくが…
『ライトなブレンデッドスコッチ』をお勧めするなら、小生は『J&B』。
(カティサークよりライトで旨いと思う)
『バランタイン・ファイネストより少しライト』なスコッチなら
『ANCIENT CLAN』。(それなりにコクはある)
『ウィスキーの強烈な香りがダメ』という人には『CLAYMORE』
を挙げておこう。
何れも1200円前後で買えるブレンデッドスコッチである。
今宵もウィスキーで乾杯ッ!乾杯! ( ̄ー ̄)/□