終の棲家と決めた家を訪問してから数か月後に
また実家を訪れた。
年末に帰省できるかわからなかったので
とりあえず年内に行っておこうと思ったのだ。
お嫁さんとその子供たちの様子も見ておきたかった。
子どもたちとまた遊ぼうと約束していたので守りたかったというのもある。
甥っ子が言ったことが頭に残っていた。
「パパ死んじゃったからさ。あそぶ人がいないんだもん」
立派な父親ではなかっただろうが
(よく奥さんと言い争いをしていたらしいので)
それでも男児にとって父親という存在はいて欲しいものなんだなと感じた。
私の夫はユウイチよりも小柄で華奢だから
甥っ子が満足できる遊び相手にはならないだろうが
それでもいないよりはマシだろうと思っていたし
お嫁さん一人で男児の相手は大変だろうとも予想していたから
少しでも役に立てればとの思いもあった。
甥っ子や姪っ子はユウイチの死について
もう知っているのだろうか
周りの大人たちは確実に知っている。
葬式の日、ユウイチの家の周りを
何台もの車が様子をうかがうように
徐行して過ぎ去って行ったのを見た。
私が気がかりなのは
ユウイチの死の真相を
親族以外から知らされてしまうことだ。
(父親は仕事の関係者にそれとなく自死だとわかってしまうような
言動を葬式の日にしてしまっているので、うっかり言ってしまいそうで心配だ)
お嫁さんは一生子供たちに
言わないかもしれない。
それでもいい。
ただお嫁さんの気持ちを
尊重出来ない人間によって
彼女たちが余計な苦しみを
得ることがないようにと
願っている。
だから私は
事細かにブログを書けない。
どこに住んでるかわからないようにしているし
お嫁さんたちのことを
詳しく書かない。
このブログは私の気持ちを
吐き出すためのものだから。