MotoGPスペイン
(開幕戦はMotoGPクラスなかったんで実質の開幕)
いや~まだ観てない方には
ネタバレな内容ですんで今はスルー奨励です
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いや~決勝もマルクのコースアウトからの
鬼追い上げ~転倒、で荒れましたけど、
そこに至るまでで、
リンスの予選での転倒、骨折(上腕頭骨)
カルの朝フリーでの転倒、骨折(舟状骨)
そして決勝のマルクのハイサイド、
滑るマシンが右上腕に激突しての骨折と、
ケガしてしまう転倒、
そしてリンス&カルは決勝に出られない状況になりました
まあ、生命に関わる最悪な事態ではないので
一安心ではありますが、
今年のレースカレンダーは詰め詰めスケジュールなんで、、
ケガしてしまうと、
例年より負うハンデは大きくなりますわな・・・・
でも・・・
マルクが一度目のコースアウトも
二度目のハイサイド転倒もなく走っていれば・・・・
勝てたか?と言われれば???・・って感じかな
彼の周回ペースは速いけど、
マルクとタイマン勝負になったときの
武器の戦闘力に疑問符が付くなぁ・・
全部の武器の戦闘力合計は高いんだけど、
1つ1つの勝負で使う武器の単体の戦闘力値が勝ててない、
そんな感じなんだよね
彼のイン側の足を開かないブレーキング
自分も(大昔ね)レースしてた時は、
足出しバレスタイルじゃなく、
ファビオスタイルでブレーキングしてたから、
「あの方がフロントの限界の感触、伝わるよなぁ」
なんて勝手にファビオに賛同した感情抱いて、
一人で共感してくれてる気がして勝手に喜んでます(笑
バレの真似して
VJ23ガンマで岡山のバックストレートエンドで
足だしブレーキングやってみた事があるけど・・・・
俺レベルでは、
フツーに、マルクのヘレス1コーナーみたいに
ハングオンフォームで左太ももタンクに押し付けて
リアブレーキにも最後まで足乗せてる方が
ちゃんと止まれたけど
旋回に入るキッカケのスイッチ的に出した足を引っ込めるのは
効果あるのかな~と感じていましたワ
そしてマーベリックは2番手。
彼もマルクが転倒していなければ、、
勝負して勝てていたか?と言われれば・・・
タイヤ選択のミスがあり、ファビオと違うタイヤで、
後半はミラーに付いていくのも苦戦していましたから、
なんとかタイヤマネージメントした能力はスゴイですけど、
あの持ちこたえながら、なんとかペース維持状態で、
後ろから通常のマルクが勝負掛けてきてたら~
やっぱ刺されてる気がします
でも、転倒、コースアウトしない、
レース全体のリスク&タイヤのマネージメントも含めての、
速さ&結果ですから、
今回のマーベリック、タイヤで苦戦した分を別にしても
本人的にも「今後に手ごたえあり」だったんではないかと
ゴール後、ファビオに負けて悔しい表情なのかな~と
思ってましたが、
それよりミラーを抜き返し2位になって、よっしゃ!って
顔してるように見えましたし(←勝手なシロウトの感想です)
そして3位は、安定感を見せたドビ。
ドビはホッとしたんじゃないかな
現状の戦闘力という意味では3位は上出来。
マルク、カル、リンス、ジョアン、バレ
が完走していたら・・・・
ドビは何位になれたか??
キビシイ感じはしましたね
まあ、ヘレスってサーキットは
ドカティ機が有利なコースではないようですが、
それでも、若手のペッコと、次期ワークスのジャックとが
7位と4位ですから、
ドカ機が特別苦手コースでもないハズ
ま、モトクロストレーニングでケガした後ですから、
ライダーの戦闘力は全開ではなかったのかもしれません、
ドカ機はライダーに高いフィジカルが必要な
乗り物と聞きますから、ケガ上がりには辛いのかもなぁ
今週末、前代未聞の同じコースでの連戦ヘレス開催で、
ケガしてから3週間経った次の第三戦、
バレのリアタイヤ問題の次に、
ドビの戦闘力が、はたしてまだ上がるのか?
いっぱいいっぱいなのか?
そこが気になってます
マルクが1戦~2戦ノーポイントレースになり、
それを挽回しようとハイリスクなレースをするとしたら・・・
ドビさん、意外にチャンピオン候補なんだけどな
ファビオとマーベリックしだいな、
受け身的な立場ではあるとは思うけど
頑張ってる感ズゴイ出てましたポル!
ホンダ移籍も決まり、メンタル的にも落ち着いてるし、
KTM機もペドロサ効果で今期型は
一気にレベルアップしてる感じ
マルクとカルが骨折しちゃったホンダにしたら、
(悪いけどポル今週末から来て走ってくれんかの?)って(笑)
とこでしょうねェ
契約がこじれてるドビにしたら、
「マルクとカル居ないと大変でしょう、俺ホンダ乗りましょか?」
ってとこでしょうか(笑)
まあプーチと仲悪いから、どうしてもドビは候補に
入れてもらえないから、
本気でマルクとカルが乗れないなら、
この人なんてどうでしょうか
今回、成績は出てませんけど、まあ実質ドカ1戦目、
今のうちに手付打っとけば、シーズン後半、
化けてるカモ・・しれませんよ~ホンダさん
警告灯が点いて、しかたなくマシンを止めたバレ。
しかし警告灯を無視して走り続けられたとしても、
前後ともタイヤは終わっていたので・・・
その時の順位、10位の位置もキープできなかったカモなぁ・・・
今回、フロントは選択ミスで、
リアはどれを選んでも温度が上がり過ぎるんだろね・・・
レース後のインタビュー時の顔に
やや悲壮感を感じてしまった、、
ちょっと心配
やっぱ高身長のハンディなのか、ペトルッチも同じで、
気温&路面温度の高い日のレースは、
だいたい・・このタイヤ問題が出ます
セッティングでどうにか出来る問題ではないのでは?
やっぱワンメイクタイヤのネガで、
誰かに合うタイヤを作れば、
誰かに合わないタイヤが出来てしまう
それが乗り方の違い、
エンジン特性の違い、
フレーム特性の違い、
セットアップの違い、などであれば~
「改善」できる事項だと思うけど、
高身長からくる、リアタイヤに掛かる体重の重さ、
ここは、高身長ライダーがめいっぱい体脂肪率を下げても、
どうにもできないボーダーがありますからねェ・・・
「ミニバイクレースで(某)高身長トップライダーが、
いくら体脂肪率下げても、小柄ライダーや少年ライダーに、
ストレートで対等に勝負するのはキビシイから!」
って話と同じようなことが、
一周で0.2.~0.4などの極小な差であっても、
0.1秒を詰めるキリギリのMotoGPの世界では
何十周も走った終盤には、
タイヤ消耗の差となって出るんじゃないのかな・・
なんて思います(バレさん養護目線ですけど)
その代わり、ジャック・ミラーしかり、
レディングしかりバズしかり、ダニーロしかりで
雨の日は有利なんだけど、
(今戦ヘレスのジャックは速かったけど、
やはり後半までタイヤは持たなかったしね・・・)
雨の日と晴れの日の割合で言えばやっぱ晴れが多いしね
なんとか、もう少しバレに合うタイヤ出来て欲しいなぁ
このペッコの今年のツナギ見て、思いました・・・
往年のマルコ・ルッキネリのホンダ時代のようで、
なんか懐かしい匂いがするなぁ
徳次郎でしたっ