日本の綿とゼンマイ綿。 | なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。

日本の綿とゼンマイ綿。

ふとんのマスダさんに 綿打ちをお願いしていた、ゼンマイの綿。


こ~~~んなになって戻ってきました~~~!!≧(´▽`)≦


なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。-101211_wata

でっかい!!たっぷり!!どうしましょう!!


ふわふわの和綿(弓ヶ浜)と混ぜ混ぜしてあります。


この量を均一に混ぜる・・・って、素人の手作業ではどうにもならないんですよね;;


最初はきちんと機械でカードがけしてもらって、


ふとん用のシート状にしてもらう予定だったのですが、


ゼンマイの綿はものすごーーく繊維が短い為、機械にかけるとつぶつぶのネップが飛んでしまうとの事。


かなりの量がはじき出されてしまうようでしたので、混ぜただけで送っていただきました。


なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。-101211_up

これを全部ハンドカーダーで・・・・??;;


ちょっと気が遠くなるようですが(笑)


まあでもこういう作業は嫌いではありません^^


頑張ろう~~~。


何年かかったって構うものか。


(横で見ていた旦那に


「いや、それは今世紀中に終わらんやろう」


とか言われてしまいましたが・・・・・いらんこと言うな(・ε・))



なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。-101123_kase

ちまちま紡いで、いつか着物に帯に成りますように。



ゼンマイの綿はご厚意で頂いたものですが、


国産の綿(弓ヶ浜)はマスダさんで購入したもの。


サイトを見て頂ければ判る通り、けっこうなお値段がする物でございます;;


このお支払いをする為に、何カ月もかかってやりくりを^^;


(そういう時に限って掘り出し物に出会ったりするんですヨネ・・・泣)



なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。-101123_wata

コットンとか木綿って言うととてもありふれた身近な布のイメージですが、


国内で流通している綿って、そのほとんどが外国産です。


近年和綿が注目されているとはいえ全体量は少ないし、そうそうそこらへんで買えるものではありません。


当然輸入のものよりかなり割高になってしまいます。


は、はっきり言ってこの量・金額はわたしには辛い・・・・・!!


「いっそ自分で育ててみようか??」と、もちろん考えました。


もう3年ほど、棉の木を植えようか~植えまいか~~~・・・と悩んでいたのです。


なんでもかんでも自分でやってみる性質でもありますし・・・。(←いいかげん懲りろ~)



でも止めました。



自分が使うものはできるだけ自給自足したい。


でもそれが続けられなければ只の自己満足で終わってしまうな。と思ったのです。


わたしが使う綿花の量なんてたかが知れているのですから。


(土に関わる事はずっと循環させていかないといけませんもんね;;


興味はあるけど、適当に手を出したくない分野です。)


その分頑張って働こうっと;;!



これからは国産の綿の需要も伸びていくようです。


綿畑があちこちで見られるようになるといいですね(‐^▽^‐)


和綿は米綿などに比べると繊維がとても短い分、さっぱりとした手触り。


湿気の多い日本に適した布に成るだろうと思います。



マスダさん、お忙しい時期にご面倒をお掛けしてすみませんでした~~(><;)


ハンドカーダーでほぐしたら、こんな感じです。


なんだかごちゃごちゃの、鶴の部屋。-101211_tumugu

ミルクティー色の可愛子チャン。


楽しみです( ´艸`)

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ